【IPO証券会社】IPOと楽天証券

2020/03/29

IPO証券会社

t f B! P L

日本の証券会社は多く、個々の証券会社に特徴があります。

このサイトでは、IPO(新規公開株)をメインに取り扱っており、個々の証券会社のIPOに関する特徴を調べています。

今回は、楽天証券について説明します。

参考)わたしが参加したIPOで、主幹事をした証券会社、事前入金不要の証券会社以外の証券会社;

  • マネックス証券
  • 岩井コスモ証券
  • 楽天証券
  • auカブコム証券
  • 丸三証券
  • エイチ・エス証券

1.特徴

楽天証券の主な特徴は下記になります。

  • IPO引受数(2019年の引受数:26社/86社中)
  • IPO主幹事引受数(2019年の主幹事引受数:0社)
  • IPO抽選は完全抽選(平等抽選)
  • 口座数が多い(2019年:約338万口座)

次に抽選について説明します。

2.抽選について

楽天証券の抽選は、下記1段階方式になっています。

残念ながら、大和証券のような2段階方式ではありません。

  • 完全抽選(平等抽選)

IPO完全抽選(平等抽選)

完全抽選(平等抽選)は、1口座に1口の抽選件が与えられます。
コンピュータの乱数を用いて、お客様の申込ごとに「抽選番号」をひとつ付与し抽選を実施しています。

申込株数が多い少ないに関係なく、当選確率が平等です

抽選方法

購入申込終了日の大引け後、日経平均大引け値の下三桁の数値をもとに抽選を行います。

抽選方法は、引値の下三桁の数値を抽選倍率=抽選対象株数/当選株数(以下この数値をAとする)で割り、余りの数字(割り切れた場合は0。以下、この数値をBとする。)を算出します。

当選番号は、1+Bからスタートして、以下Aを足していき、当選株数に達した時点の番号までとなります。

従って、1+B、1+B+A×1、1+B+A×2、1+B+A×3・・・となります。

具体例

抽選倍率=10倍(公開する数値です。小数点以下は切り捨てで表示)

抽選対象株数=130株(非公開)

当選株数=13株(非公開)

日経平均後場引値  13,256.13円
<計算式詳細>
613÷10=61・・・3
A=10、B=3
当選番号は、4,14,24,34,44,54,64,74,84,94,104,114,124 となります。

 

抽選の割合について、少し調べてみました。

日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」の楽天証券のデータから、新規公開株の個人のお客様への配分は100%でした。

項目抽選の割合備考
新規公開株の個人のお客様への配分100%例)ジェイック
 引受単元数:13
  IPO抽選単元数:13(100.0%)
ダブルエー
 引受単元数:5
  IPO抽選単元数:5(100.0%)

わたしは、当選確率を上げるため、毎回、応募していますが、まだ、当選していません。
残念です。(^_^)

3.手数料について

楽天証券の現物取引の手数料は下記になります。

現物取引手数料
超割コース/取引金額新手数料
5万円まで55円(税込)
10万円まで99円(税込)
20万円まで115円(税込)
50万円まで275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超1,070円(税込)
※超割コースをご利用いただくと、国内株取引手数料だけでなく、
 対象商品すべての取引手数料の1%をポイントバック。
1日の取引金額合計手数料
50万円まで0円
100万円まで943円(税込)
200万円まで2,200円(税込)
300万円まで
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)を追加。
3,300円(税込)


では、また!

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のんびりとした資産運用が長い「令和のIPOおじさん」です。
「老後資金2000万円問題」を切っ掛けにIPOに本格参戦!!

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