ダイナミックマッププラットフォーム(336A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)は、官民一体となって知見や技術を結集し、自動運転実現に貢献するHDマップの研究開発を進めてまいりました。HDマップとは、正式名称を「High Definition Map(高精度3次元地図データ)」と言い、自動運転機能を持つ自動車両の安全な走行に重要な役割を担うものです。中長期的には、自動運転や先進運転支援システムをはじめとした自動走行向けだけではなく、インフラ維持管理システムや防災・減災システムにおいても活用することで、高精度位置情報の提供を通じて、あらゆる産業における共通基盤を目指すことを当社グループビジョンに掲げております。
当社グループは、自動運転や先進運転支援システムを開発・提供する自動車メーカー等に整備したHDマップをライセンス供与することで収益化しております。また、車両に搭載されたHDマップは道路の経年変化に合わせてアップデートを行うことが必要であるため、その更新に関する対価も収受しております。HDマップをご利用いただく自動車メーカー、搭載車種・搭載車両台数の増加に伴い、業容を拡大してまいりました。
また、自動運転や先進運転支援システム向け以外へのHDマップの用途拡大、HDマップに関する技術を活用したソリューション提供を行い、一層の業容拡大につなげるべく事業展開してまいりました。
[事業系統図]
初値予想
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「自動運転・先進運転支援システム等に利用される高精度3次元地図データ(HDマップ)の生成・販売及び、HDマップ関連技術を用いた(自動運転以外の)多用途での高精度位置情報・ソリューションの提供」で普通
- 業績は、微妙
- 当選本数は、微妙
第9期第3四半期連結累計期間、利益を確保していず(売上高は4,012百万円、営業損失は1,421百万円、経常損失は1,530百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,538百万円)、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2025/3/11】
仮条件がでました。
想定価格:1,130円
仮条件 :1,130~1,200円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | ダイナミックマッププラットフォーム |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:自動運転・先進運転支援システ ム等に利用される高精度3次元地図データ(H Dマップ)の生成・販売及び、HDマップ関連 技術を用いた(自動運転以外の)多用途での 高精度位置情報・ソリューションの提供) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 自動運転・先進運転支援システム等に利用さ れる高精度3次元地図データ(HDマップ)の 生成・販売及び、HDマップ関連技術を用い た(自動運転以外の)多用途での高精度位置 情報・ソリューションの提供 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・336A |
公募株数 | 4,344,000株 |
売出株数 | 320,100株 |
OA株数 | 699,600株 |
当選本数(売買単位:100株) | 53,637本 |
仮条件決定日 | 3/10 |
BB期間 | 3/11~3/17 |
公開価格決定日(当選日) | 3/18 |
申込期間 | 3/19~3/25 |
上場日 | 3/27 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 SBI証券 野村證券 岩井コスモ証券 マネックス証券 楽天証券 松井証券 岡三証券 あかつき証券 |
事業規模
想定価格 | 1,130円 |
上場時発行済み株式総数 | 23,158,850株 |
想定時価総額 | 261.7億円 |
吸収金額 | 60.6億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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