メディックス(331A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
デジタルマーケティング支援事業として、インターネット広告販売(運用型広告)、マーケティングDX/アクセス解析、Webサイト制作などを通じて顧客企業のマーケティングを支援する各種サービスを提供しています。
特に運用型広告(検索連動型広告、ディスプレイ広告、フィード広告の総称)に注力し、広告枠を販売・運用し手数料を受け取るインターネット広告が主力サービスとなっておりますが、特徴的なのは、デジタルマーケティング全体を一貫してプランニングすることです。有効な施策を計画し、適切なKPIを設定、自ら実行することで、デジタルマーケティング全体を最適化します。
当社はデジタルマーケティングに必要なマーケティングDX/アクセス解析、Webサイト制作などすべてのソリューションを包括的に提供しており、これら個々のサービスを有機的なつながりをもった戦略として提供すべく、徹底したヒアリングから提案・制作・出稿・運用・結果の解析まで、一本化した窓口(ワンストップ体制)を通じて実施しています。
初値予想
メディックス(331A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「クリエイティブ設計・制作、データ解析・分析、インターネット広告代理などのデジタルマーケティング支援事業」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第42期中間会計期間、利益を確保している(売上高1,944,781千円、営業利益253,174千円、経常利益400,522千円、中間純利益435,455千円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2025/3/2】
仮条件がでました。
想定価格:860円
仮条件 :760~800円
想定価格から見て、仮条件が下振れで、当選本数のリスクが大きいと判断し、判定を維持「△」。
独自評価
新規上場会社名 | メディックス |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:クリエイティブ設計・制作、デ ータ解析・分析、インターネット広告代理な どのデジタルマーケティング支援事業) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | スタンダード市場 |
事業の内容 | クリエイティブ設計・制作、データ解析・分 析、インターネット広告代理などのデジタル マーケティング支援事業 |
業種別分類・コード | サービス業・331A |
公募株数 | 500,000株 |
売出株数 | 1,800,000株 |
OA株数 | 345,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 26,450本 |
仮条件決定日 | 2/27 |
BB期間 | 3/3~3/7 |
公開価格決定日(当選日) | 3/10 |
申込期間 | 3/11~3/14 |
上場日 | 3/19 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券、 東海東京証券 |
事業規模
想定価格 | 860円 |
上場時発行済み株式総数 | 8,080,000株 |
想定時価総額 | 69.5億円 |
吸収金額 | 22.7億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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