技術承継機構(319A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
技術承継機構(319A)は、製造業と製造業に関連する事業の譲受及び譲受企業の経営支援に取り組む連続買収(譲受)企業です。各社の技術・技能が失われることを防ぎ、次世代に繋ぐことをミッションとしております。
当社の主な活動は、製造業と製造業に関連する事業の譲受と経営支援であり、当社グループの収益源は、譲り受けた製造業の事業から生まれる利益になります。当社は連続買収(譲受)企業として、製造業のM&Aを適切なバリュエーションで連続的に行うことで成長していきます。譲受した会社をバリューアップし、生まれたキャッシュ・フローでさらにM&Aを加速させることにより、非連続的な成長を目指します。
[事業系統図]
初値予想
技術承継機構(319A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「製造業の譲受、譲受企業の経営支援」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、普通
第7期第3四半期連結累計期間、売上の伸びは見えないが、利益(売上高は8,044百万円、営業利益1,138百万円、経常利益1,156百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益617百万円)があり、IPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
独自評価
新規上場会社名 | 技術承継機構 |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○ |
人気度 | ○ (事業内容:製造業の譲受、譲受企業の経営 支援) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 製造業の譲受、譲受企業の経営支援 |
業種別分類・コード | 金属製品・319A |
公募株数 | 745,000株 |
売出株数 | 710,000株 |
OA株数 | 218,200株 |
当選本数(売買単位:100株) | 16,732本 |
仮条件決定日 | 1/21 |
BB期間 | 1/22~1/27 |
公開価格決定日(当選日) | 1/28 |
申込期間 | 1/29~2/3 |
上場日 | 2/5 |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | Jトラストグローバル証券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 松井証券 むさし証券 |
事業規模
想定価格 | 1,970円 |
上場時発行済み株式総数 | 8,627,778株 |
想定時価総額 | 170.0億円 |
吸収金額 | 33.0億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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