Hmcomm(265A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
Hmcomm(265A)は、「AI×音」サイエンス事業の単一セグメントとしており、当該事業内でAIプロダクト事業(2023年度売上高比率:69.5%)とAIソリューション事業(2023年度売上高比率:30.5%)を展開しております。AIプロダクト事業は、コンタクトセンター向けAI音声認識プロダクト「Voice Contact」や、AI音声自動応答プロダクト「Terry」、AI議事録自動作成プロダクト「ZMEETING」、異音検知プロダクト「FAST-D」等の自社開発製品・サービスの提供をしております。AIソリューション事業は、AIプロダクト事業で培った技術や知見を基に、AI活用や、顧客のDX推進等の課題解決をトータルに支援するAI開発・コンサルティングを実施しております。
[事業系統図]
初値予想
Hmcomm(265A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「音声認識処理、異音検知・自然言語解析処理を用いたプロダクトの提供等」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、普通
第13期中間会計期間、売上の伸びは見えないが、利益(売上高は446,826千円、営業利益22,752千円、経常利益20,415千円、中間純利益38,961千円)があり、IPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
独自評価
新規上場会社名 | Hmcomm |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○ |
人気度 | ○ (事業内容:音声認識処理、異音検知・自然 言語解析処理を用いたプロダクトの提供等) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 音声認識処理、異音検知・自然言語解析処理 を用いたプロダクトの提供等 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・265A |
公募株数 | 198,800株 |
売出株数 | 712,000株 |
OA株数 | 136,600株 |
当選本数(売買単位:100株) | 10,474本 |
仮条件決定日 | 10/9 |
BB期間 | 10/10~10/17 |
公開価格決定日(当選日) | 10/18 |
申込期間 | 10/21~10/24 |
上場日 | 10/28 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | |
事業規模
想定価格 | 850円 |
上場時発行済み株式総数 | 3,956,800株 |
想定時価総額 | 33.6億円 |
吸収金額 | 8.9億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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