日水コン(261A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
日水コン(261A)は、上下水道等のライフライン、河川・砂防等の防災関連等の「社会インフラ」の整備において、主に官公庁などの公的機関から発注を受け、調査・設計等に関わる技術的なコンサルティングを行っております。具体的には、水道部門や下水道部門における調査・計画や設計・工事監理等のほか、河川部門(河川、湖沼、ダム、海域・沿岸の治水、利水、環境保全)、環境部門(上下水道・河川事業の水質・環境関連、環境評価・保全、防災及び廃棄物対策)、建築部門(上下水道事業に係る施設)、機電部門(上下水道事業に係る施設)等の事業部門を抱え業務を行っております。海外案件においても、JICA(独立行政法人国際協力機構)もしくは円借款などを通じて東南アジア、インド、さらにはアフリカなどの各国政府機関などからの受注実績も有しております。
当社グループに所属する水コンサルタントは、建設コンサルタントのうち特に水にフォーカスした企画や調査計画、設計に関する技術コンサルティングサービスを行う人のことであります。業務範囲は施工を除く全般であり、役割は発注者から業務を受注し報告書等を納品しております。
[事業系統図]
初値予想
日水コン(261A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「上下水道を中心とした水に関する建設コンサルティング」で、普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第67期中間連結会計期間、利益を確保している(売上高は12,855百万円となり、損益面では、営業利益は1,711百万円、経常利益は1,724百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は1,110百万円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2024/9/25】
仮条件がでました。
想定価格:1,430円
仮条件 :1,320~1,430円
想定価格から見て、仮条件の価格維持で、当選本数のリスクが大きいと判断し、期待度維持「△」。
独自評価
新規上場会社名 | 日水コン |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:上下水道を中心とした水に関す る建設コンサルティング) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | スタンダード市場 |
事業の内容 | 上下水道を中心とした水に関する建設コンサル ティング |
業種別分類・コード | サービス業・261A |
公募株数 | 5,245,300株 |
売出株数 | 786,700株 |
OA株数 | 5,245,300株 |
当選本数(売買単位:100株) | 112,773本 |
仮条件決定日 | 9/25~10/1 |
BB期間 | 9/27~10/9 |
公開価格決定日(当選日) | 10/4~10/10 |
申込期間 | 10/7~10/17 |
上場日 | 10/16~10/22 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 岡三証券 |
事業規模
想定価格 | 1,430円 |
上場時発行済み株式総数 | 11,866,000株 |
想定時価総額 | 169.7億円 |
吸収金額 | 161.3億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
0 件のコメント:
コメントを投稿