Liberaware(218A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
Liberaware(218A)は、「見えないリスクを可視化する」というビジョンのもと、ドローン・ロボット等(以下「ドローン等」という。)により撮影したインフラ施設・設備等の映像情報を基に、顧客の安全性・生産性向上に資するデータへ加工して提供するソリューションを展開しております。インフラ等の老朽化や労働人口減少への対処が喫緊の社会課題であり、当社の提供するソリューションが当該課題を解決することにより、国内外企業の産業競争力の強化が図られ、ひいては、当社のミッションである「誰もが安全な社会を作る」の実現につながると考えております。
具体的には、ドローン等を軸としたハードウェア技術と、撮影画像・映像等の加工・処理・管理といったソフトウェア技術を用い、インフラ施設・設備等へのDXソリューションを提供するインフラDX事業という単一事業を行っております。
当該事業セグメントにおいて、ドローン等によるインフラ・プラントの調査・点検・測量に資するデータの提供や、ドローンの製造・販売を実施する「ドローン事業」と、ドローン等により取得したデータの画像処理技術等により、映像、3次元データ、異常検知に資する情報等をデジタル上に構築・提供する「デジタルツイン事業」、そして、両事業を支える事業として、当社の技術力やノウハウをベースにした新しいソリューションを開発する「ソリューション開発事業」を合わせた3つの事業を展開しております。
[事業系統図]
初値予想
Liberaware(218A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「屋内狭小空間点検ドローン「IBIS」をベースにしたドローン等の開発と、点検サービス、ドローンのレンタル・販売、及びドローン等で収集したデータの処理・解析するサービスを提供」で普通
- 業績は、微妙
- 当選本数は、微妙
第8期第3四半期累計期間、利益を確保していず(売上高609,522千円、営業損失282,684千円、経常損失260,604千円、四半期純損失262,700千円)、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2024/7/10】
仮条件がでました。
想定価格:295円
仮条件 :295~310円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | Liberaware |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:屋内狭小空間点検ドローン 「IBIS」をベースにしたドローン等の開発 と、点検サービス、ドローンのレンタル・ 販売、及びドローン等で収集したデータの 処理・解析するサービスを提供) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 屋内狭小空間点検ドローン「IBIS」をベース にしたドローン等の開発と、点検サービス、 ドローンのレンタル・販売、及びドローン等 で収集したデータの処理・解析するサービス を提供 |
業種別分類・コード | 精密機器・218A |
公募株数 | 1,700,000株 |
売出株数 | 1,444,900株 |
OA株数 | 471,700株 |
当選本数(売買単位:100株) | 36,166本 |
仮条件決定日 | 7/10 |
BB期間 | 7/11~7/18 |
公開価格決定日(当選日) | 7/19 |
申込期間 | 7/22~7/25 |
上場日 | 7/29 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 楽天証券 松井証券 水戸証券 岩井コスモ証券 極東証券 岡三証券 丸三証券 |
事業規模
想定価格 | 295円 |
上場時発行済み株式総数 | 18,836,700株 |
想定時価総額 | 55.6億円 |
吸収金額 | 10.7億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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