レジル(176A)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
レジル(176A)は、当社及び連結子会社(中央電力ソリューション株式会社及び中央電力エナジー株式会社)の計3社で構成されており、主にマンション向けに受変電設備設置による電力供給を行う分散型エネルギー事業、法人の脱炭素化支援や電力供給を行うグリーンエネルギー事業、電力会社等のエネルギー企業の後方業務のDXによる業務改革支援を行うエネルギーDX事業を主な事業として取り組んでおります。
[事業系統図]
初値予想
レジル(176A)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「集合住宅への電力供給及び分散型電源の開発法人への再生可能エネルギーを主体とした電力供給エネルギー事業者へのBPO 及びSaaS の提供を通じたDX 支援」で、普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第30期第2四半期連結累計期間、利益を確保している(売上高については、20,268,602千円となりました。一方、利益面については、売上総利益3,771,899千円、営業利益1,767,452千円、経常利益1,730,698千円、親会社株主に帰属する四半期純利益1,215,724千円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2024/4/8】
仮条件がでました。
想定価格:1,080円
仮条件 :1,100~1,200円
想定価格から見て、仮条件の価格が上振れですが、当選本数のリスクが大きいと判断し、維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | レジル |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:集合住宅への電力供給及び分散 型電源の開発法人への再生可能エネルギーを 主体とした電力供給エネルギー事業者へのBP O 及びSaaS の提供を通じたDX 支援) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 集合住宅への電力供給及び分散型電源の開発 法人への再生可能エネルギーを主体とした電 力供給エネルギー事業者へのBPO 及びSaaS の提供を通じたDX 支援 |
業種別分類・コード | 電気・ガス業・176A |
公募株数 | 150,000株 |
売出株数 | 5,005,100株 |
OA株数 | 773,200株 |
当選本数(売買単位:100株) | 59,283本 |
仮条件決定日 | 4/8 |
BB期間 | 4/9~4/16 |
公開価格決定日(当選日) | 4/16 |
申込期間 | 4/17~4/22 |
上場日 | 4/24 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 みずほ証券 SBI証券 楽天証券 岡三証券 極東証券 |
事業規模
想定価格 | 1,080円 |
上場時発行済み株式総数 | 18,345,000株 |
想定時価総額 | 198.1億円 |
吸収金額 | 64.0億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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