STG(5858)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
STG(5858)は、軽量化金属部品の製造加工事業を行っております。実用金属で最も軽いマグネシウムを中心とした製造加工を得意とし、金型の設計・製造、金属部品の鋳造、機械加工、ショットブラスト、仕上げ、化成処理、塗装、組立までを行う事業を展開しております。また、2021年3月にアルミニウム成型品の製造販売を行うSTX PRECISION (JB) SDN. BHD.(マレーシア)を買収し、2023年3月期においてはアルミニウムダイカスト48%、マグネシウムダイカスト43%の売上比率となっております。
アルミニウムダイカストについては、STX PRECISION (JB) SDN. BHD.を中心に、品質を維持しつつ、軽量化とコストダウンを図ることを目的としたグローバル企業に製品を供給しています。
[事業系統図]
初値予想
STG(5858)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「マグネシウム及びアルミニウムダイカスト製品の製造・販売」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、普通
第42期第3四半期連結累計期間、売上の伸びは見えないが、利益(売上高は3,729百万円(前年同四半期比8.8%増)、営業利益は116百万円(同18.5%減)、経常利益は108百万円(同50.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は50百万円(同61.2%減))があり、IPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
独自評価
新規上場会社名 | STG |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○ |
人気度 | ○ (事業内容:マグネシウム及びアルミニウム ダイカスト製品の製造・販売) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | マグネシウム及びアルミニウムダイカスト製品 の製造・販売 |
業種別分類・コード | 非鉄金属・5858 |
公募株数 | 150,000株 |
売出株数 | 160,500株 |
OA株数 | 46,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 3,565本 |
仮条件決定日 | 3/4 |
BB期間 | 3/5~3/11 |
公開価格決定日(当選日) | 3/12 |
申込期間 | 3/13~3/18 |
上場日 | 3/21 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SBI証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 岡三証券 リーディング証券 |
事業規模
想定価格 | 1,870円 |
上場時発行済み株式総数 | 988,400株 |
想定時価総額 | 18.5億円 |
吸収金額 | 6.7億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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