ナルネットコミュニケーションズ(5870)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ナルネットコミュニケーションズ(5870)は、「Mobility’s Transformer」を経営理念として掲げ、世の中のあらゆる移動を支えるBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)プレイヤーとして事業規模を拡大してまいりました。事業内容としましては、主にオートリース企業をはじめとする自動車関連企業へ法人・個人ユーザーに対して車両管理及びメンテナンス管理等業務を受託し、一般的な自動車向けサービスを提供しています。
(1) メンテナンス受託事業
法人向けリースサービス提供者及び一般法人より車両管理における点検・車検・修理等メンテナンス管理部分を一括で受託します。
(2) MLS(マイカーリースサポート)事業
個人向けリースサービス提供者に対してリース車両のメンテナンス管理業務を提供しています。
(3) BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業
当社の業務は全てBPO事業でありますが、前掲(1)(2)のメンテナンス関連業務を除く、部分的なBPOビジネスとして、メンテナンス費用管理等のデータ管理サービス、タイヤ保管サービス、納税管理サービス等の車両に係る多種多様な業務を受託します。
[事業系統図]
初値予想
ナルネットコミュニケーションズ(5870)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「オートリース企業をはじめとする法人(自動車関連企業)・個人ユーザーに対する車両管理やメンテナンス管理事業」で、普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第5期第2四半期累計期間、利益を確保している(売上高は3,675百万円、営業利益は331百万円、経常利益は326百万円、四半期純利益は193百万円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2023/12/8】
仮条件がでました。
想定価格:1,180円
仮条件 :870~1,040円
想定価格から見て、仮条件の価格が下振れなので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | ナルネットコミュニケーションズ |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:オートリース企業をはじめとす る法人(自動車関連企業)・個人ユーザー に対する車両管理やメンテナンス管理事業) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):- 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | オートリース企業をはじめとする法人(自動車 関連企業)・個人ユーザーに対する車両管理や メンテナンス管理事業 |
業種別分類・コード | サービス業・5870 |
公募株数 | 56,000株 |
売出株数 | 2,241,900株 |
OA株数 | 344,600株 |
当選本数(売買単位:100株) | 26,425本 |
仮条件決定日 | 12/5 |
BB期間 | 12/7~12/13 |
公開価格決定日(当選日) | 12/14 |
申込期間 | 12/15~12/20 |
上場日 | 12/25 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 安藤証券 岩井コスモ証券 岡三証券 SBI証券 東海東京証券 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
事業規模
想定価格 | 1,180円 |
上場時発行済み株式総数 | 5,332,100株 |
想定時価総額 | 62.9億円 |
吸収金額 | 31.2億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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