売れるネット広告社(9235)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
売れるネット広告社(9235)は、D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業の単一セグメントでありますが、主要なサービスとしては 、「ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス」である売れるD2Cつくーるおよび「マーケティング支援サービス」である最強の売れるメディアプラットフォームを提供しております。
(1)「ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス」
当社はD2C(ネット通販)事業者のインターネット広告の費用対効果を改善させる「ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス」として「売れるD2Cつくーる」を株式会社Fusic(福岡県福岡市)と共同開発致しました。2019年には、「売れるD2Cつくーる」の開発スピードアップによる利便性向上を目的とし、株式会社Fusicより当サービスを吸収分割し、当社単独事業として現在もサービスの拡充に努めております。
本サービスについては「売れるD2Cつくーる」を主力サービスとしつつ、「売れるD2Cつくーる」をご契約頂いているクライアントに対して「売れるネット広告こんさる」及び「売れるネット広告でざいん」の提供も行っております
(2)「マーケティング支援サービス」
マーケティング支援サービスは、「売れるD2Cつくーる」クライアントにのみ提供をしているサービスであり、クラウドサービスで制作されたランディングページに一般消費者を集客することを目的として、インターネット上に広告を配信するサービスです
初値予想
売れるネット広告社(9235)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「ネット通販)事業者のインターネット広告の費用対効果を改善することを目的とした、クラウドサービスおよびマーケティング支援サービスの提供」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、普通
第14期第3四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益(売上高は699,785千円、営業利益は110,168千円、経常利益は122,855千円、四半期純利益は82,949千円)があり、IPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2023/10/3】
仮条件がでました。
想定価格:1,040円
仮条件 :830~910円
想定価格から見て、仮条件の価格が下振れなので、判定を変更「○→△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | 売れるネット広告社 |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○→△ |
人気度 | ○ (事業内容:D2C(ネット通販)事業者のインタ ーネット広告の費用対効果を改善することを目 的とした、クラウドサービスおよびマーケティ ング支援サービスの提供) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | D2C(ネット通販)事業者のインターネット広告 の費用対効果を改善することを目的とした、ク ラウドサービスおよびマーケティング支援サ ービスの提供 |
業種別分類・コード | サービス業・9235 |
公募株数 | 450,000株 |
売出株数 | 450,000株 |
OA株数 | 135,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 10,350本 |
仮条件決定日 | 10/3 |
BB期間 | 10/4~10/11 |
公開価格決定日(当選日) | 10/12 |
申込期間 | 10/13~10/18 |
上場日 | 10/23 |
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券 | SBI証券 岡三証券 野村證券 西日本シティTT 証券 楽天証券 松井証券 岩井コスモ証券 FFG証券 丸三証券 東洋証券 あかつき証券 |
事業規模
想定価格 | 1,040円 |
上場時発行済み株式総数 | 3,450,000株 |
想定時価総額 | 35.9億円 |
吸収金額 | 10.8億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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