インテグラル(5842)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
インテグラル(5842)は、当社、連結子会社31社、公正価値で評価されている子会社20社、及び関連会社1社により構成されております(2023年6月30日時点)。
当社グループは、主として未公開株式会社への投資を目的とする「投資事業有限責任組合」及び「リミテッド・パートナーシップ」等を組成し、運用しております。当社グループが運営するファンドは、投資事業有限責任組合契約に関する法律(以下、「投資事業有限責任組合契約法」という。)及び外国法制に基づくプライベートエクイティ・ファンド(以下、「PEファンド」という。)であり、PEファンドを通じて対象企業への投資を実行します。
当社グループは、PEファンドのゼネラル・パートナー(以下、「GP」という。)(注2)として管理運用を行い、管理報酬を得ると共に、投資先企業への経営支援等を提供し、その経営に積極的に関与することで企業価値を高め、株式上場やトレードセール等のEXITによってキャピタルゲインを得ております。
また、当社グループは、一定のルールの下にPEファンドを通じての投資と併せてプリンシパル投資(注3)も行うことにより、当社の収益機会の拡大を図っております。
[事業系統図]
初値予想
インテグラル(5842)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「1.エクイティ投資、2.エクイティ投資に付随する経営及び財務に関するコンサルティング」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、微妙
第18期第2四半期連結累計期間、利益を確保している(収益は6,397百万円(前年同期比259.2%増)、営業利益は5,089百万円(前年同期比789.5%増)、税引前四半期利益は5,047百万円(前年同期比850.6%増)、四半期利益は3,508百万円(前年同期比874.4%増))が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2023/9/4】
仮条件がでました。
想定価格:3,100円
仮条件 :2,300~2,400円
想定価格から見て、仮条件の価格が下振れなので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | インテグラル |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:1.エクイティ投資、2.エクイテ ィ投資に付随する経営及び財務に関するコン サルティング) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 1.エクイティ投資 2.エクイティ投資に付随する経営及び財務に関 するコンサルティング |
業種別分類・コード | 証券、商品先物取引業・5842 |
公募株数 | 4,125,000株 |
売出株数 | 0株 |
OA株数 | 675,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 48,000本 |
仮条件決定日 | 9/4 |
BB期間 | 9/5~9/8 |
公開価格決定日(当選日) | 9/11 |
申込期間 | 9/12~9/15 |
上場日 | 9/20 |
主幹事証券 | 大和証券 野村證券 |
幹事証券 | BofA 証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 SMBC日興証券 岩井コスモ証券 松井証券 マネックス証券 岡三証券 楽天証券 SBI証券 東海東京証券 |
事業規模
想定価格 | 3,100円 |
上場時発行済み株式総数 | 34,300,000株 |
想定時価総額 | 1,063.3億円 |
吸収金額 | 148.8億円 |
案件規模 | 中型案件 |
企業業績
では、また!!
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