【IPO新規】オカムラ食品工業(2938)の初値予想とBBスタンスについて

2023/09/09

IPO新規

t f B! P L

オカムラ食品工業(2938)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

オカムラ食品工業(2938)は、当社及び連結子会社の9社で主に構成され「海の恵みを絶やすことなく世界中の人々に届け続ける。」ことをMissionとし、養殖事業、国内加工事業、海外加工事業、海外卸売事業の4つの事業を柱としてビジネスを展開しています。サーモンを中心とした川上から川下までの垂直統合型のビジネスモデルで、グローバルに事業を展開し、その結果として、自己資本利益率や売上高営業利益率などの指標において上場会社平均を上回る実績を達成しています。

(1)養殖事業

生食用のサーモントラウトを養殖し、国内外に向け販売する事業であります。

(2)国内加工事業

国内加工事業及び後述の海外加工事業は、魚卵・成魚を原料として顧客の要望にそって加工し、販売を行う事業です。

(3)海外加工事業

海外加工事業は、海外の加工拠点において水産加工品を製造する事業です。国内加工事業と同様に、当社養殖事業からの原料仕入れに加え、自社仕入れチームが自身で良質な原料を世界中から調達し加工販売まで行います。

(4) 海外卸売事業

シンガポール(Okamura Trading Singapore Pte., Ltd.)、マレーシア(Xenka Trading (M) Sdn. Bhd.)、台湾(Okamura Trading Taiwan Co.,Ltd.)及びタイ(Okamura Trading (Thailand) Co., Ltd.)に拠点を有しており、現地の日系スーパーマーケットや日本食レストランに、日本から輸入した日本食材を販売しております。

[事業系統図]


初値予想

オカムラ食品工業(2938)の上場において、気になる点は下記になります。

  • テーマ的には、「サーモンの養殖、水産品の加工・販売」で普通
  • 業績は、普通
  • 当選本数は、普通
第53期第3四半期連結累計期間、売上の伸びは見えないが、利益(売上高は20,855百万円、営業利益は2,799百万円、経常利益は3,033百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,063百万円)があり、IPO人気を考慮すれば、公募割れの可能性が少ないと判断します。

BBの参加スタンス

現時点でのBBスタンス;

  • 全力申込み

独自評価

新規上場会社名オカムラ食品工業
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク)
初値期待度
人気度
(事業内容:サーモンの養殖、水産品の加工
・販売)
業績
評価項目:
 売上高(10% 以上):○
 経常利益(10% 以上):○
 当期純利益(10% 以上):○
 自己資本比率(40%以上):△
 自己資本利益率(10% 以上):○
当選枚数○:
 普通(~20,000本):○※
 多い(20,001本~):△
 ※売出株数の影響を考慮要


上場スケジュール

■JPX:新規上場会社情報より引用
市場区分スタンダード市場
事業の内容サーモンの養殖、水産品の加工・販売
業種別分類・コード食料品・2938
公募株数1,050,000株
売出株数0株
OA株数157,500株
当選本数(売買単位:100株)12,075本
仮条件決定日9/7
BB期間9/8~9/14
公開価格決定日(当選日)9/15
申込期間9/19~9/22
上場日9/27
主幹事証券野村證券
幹事証券大和証券
みずほ証券
SMBC日興証券
SBI証券
楽天証券


事業規模

想定価格1,680円
上場時発行済み株式総数7,785,210株
想定時価総額130.8億円
吸収金額20.3億円
案件規模小型案件


企業業績



では、また!!



サイト内の検索

ラベル

ブログ アーカイブ

PROFILE

PROFILE

のんびりとした資産運用が長い「令和のIPOおじさん」です。
「老後資金2000万円問題」を切っ掛けにIPOに本格参戦!!

下記テーマを中心に発信していきたいと思います。
・新規上場会社のリスク分析(初値予測やBBなど)
・資産運用に関わる情報(節税、確定申告など)
・サイト構築に関わる情報(技術情報、ノウハウなど)

ブログランキング

にほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へPVアクセスランキング にほんブログ村

QooQ