【IPO新規】クオルテック(9165)の初値予想とBBスタンスについて

クオルテック(9165)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

クオルテック(9165)の事業につきましては、信頼性評価事業、微細加工事業及びその他事業の３つの柱で構成されております。

（信頼性評価事業）

当事業においては、電子部品等に対する環境試験、電気試験、振動試験等からなる信頼性評価試験、良品・不良解析、試験素材切断と切断面の研磨加工、試験機製造販売等を行っております。

（微細加工事業）

当事業においては、ビルドアップ基板やフレキシブルプリント基板（薄く柔らかい屈曲可能な基板）等に対する試作・量産レーザ加工を行っております。

（その他事業）

当事業においては、遺伝子検査を通じて、犬・猫遺伝子疾患の原因遺伝子変異の検出サービスや、バイオ医療関連製品（包装材料、シリンジなど）の受託検査を行うバイオ事業、各種コンサルティングのゼロイノベーション事業、表面処理技術事業を行っております。

[事業系統図]

初値予想

クオルテック(9165)の上場において、気になる点は下記になります。

• テーマ的には、「電子部品の不良解析・信頼性試験等の受託、レーザ加工・表面処理（めっき）技術を中心とした微細加工等」で普通
• 業績は、普通
• 当選本数は、普通

第31期第３四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益（売上高2,546,191千円、営業利益318,687千円、経常利益318,006千円、四半期純利益230,823千円）があり、IPO人気を考慮すれば、公募割れの可能性が少ないと判断します。