オービーシステム(5576)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
オービーシステム(5576)は、技術革新が急速に進む情報サービス産業において、システムインテグレーションサービスの提供を役務としており、既存技術の強化に加え、DX(デジタルトランスフォーメーション)やクラウドコンピューティングなど新たな技術分野にも事業展開しております。
当社は、この50年の歴史の中で、株式会社日立製作所と40年以上、三菱電機ソフトウエア株式会社と30年以上にわたりシステム開発実績を積み重ねることで、ビジネスパートナーとしての関係を築いており、売上高の大きな割合を占める大口取引先となっております。
当社事業は、システムインテグレーションサービス事業の単一セグメントでありますが、事業戦略上、事業領域を「金融事業」、「産業流通事業」、「社会公共事業」、「ITイノベーション事業」の4つのサービスラインに区分しております。
[事業系統図]
初値予想
オービーシステム(5576)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「金融、産業流通、社会公共及びITイノベーションの4つのサービスラインを展開するシステムインテグレーションサービス事業」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、普通
第51期第3四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益(売上高4,541,010千円、営業利益362,352千円、経常利益376,926千円、四半期純利益256,242千円)、四半期純利益110,164千円(前年同期比176.5%増))があり、IPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
独自評価
新規上場会社名 | オービーシステム |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○ |
人気度 | ○ (事業内容:金融、産業流通、社会公共及び ITイノベーションの4つのサービスライン を展開するシステムインテグレーションサー ビス事業) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | スタンダード市場 |
事業の内容 | 金融、産業流通、社会公共及びITイノベーシ ョンの4つのサービスラインを展開するシステ ムインテグレーションサービス事業 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・5576 |
公募株数 | 200,000株 |
売出株数 | 400,000株 |
OA株数 | 90,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 6,900本 |
仮条件決定日 | 6/5 |
BB期間 | 6/6~6/12 |
公開価格決定日(当選日) | 6/13 |
申込期間 | 6/14~6/19 |
上場日 | 6/21 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 岩井コスモ証券 マネックス証券 松井証券 あかつき証券 |
事業規模
想定価格 | 1,670円 |
上場時発行済み株式総数 | 2,277,000株 |
想定時価総額 | 38.0億円 |
吸収金額 | 11.5億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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