ispace(9348)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ispace(9348)は、「Expand our planet. Expand our future.」をビジョンに掲げ、人類の生活圏を宇宙に広げ持続的な世界を実現するべく、月面開発の事業化に取り組んでいる次世代の民間宇宙企業です。当社グループは、当社及び連結子会社であるispace EUROPE S.A.(ルクセンブルク大公国)、ispace technologies U.S., inc.(米国)、株式会社ispace Japan(日本)の計4社で構成されております。
当社グループは、現在自社にて開発中のランダー及びローバーを用いて、1.ペイロードサービス、2.データサービス及び3.パートナーシップサービスを提供することを、ビジネスモデルとしております。
[事業系統図]
初値予想
ispace(9348)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「月への物資輸送サービスをはじめとした月面開発事業」で普通
- 業績は、微妙
- 当選本数は、微妙
第13期第3四半期連結累計期間、利益を確保していず(売上高は823,818千円、経常損失は△9,717,646千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は△9,717,604千円)、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2023/3/27】
仮条件がでました。
想定価格:244円
仮条件 :234~254円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | ispace |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:月への物資輸送サービスをはじ めとした月面開発事業) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | 月への物資輸送サービスをはじめとした月面開 発事業 |
業種別分類・コード | サービス業・9348 |
公募株数 | 19,935,200株 |
売出株数 | 0株 |
OA株数 | 1,242,900株 |
当選本数(売買単位:100株) | 211,781本 |
仮条件決定日 | 3/27 |
BB期間 | 3/28~3/31 |
公開価格決定日(当選日) | 4/3 |
申込期間 | 4/4~4/7 |
上場日 | 4/12 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 マネックス証券 松井証券 アイザワ証券 あかつき証券 |
事業規模
想定価格 | 244円 |
上場時発行済み株式総数 | 78,600,820株 |
想定時価総額 | 191.8億円 |
吸収金額 | 51.7億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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