【IPO新規】モンスターラボホールディングス(5255)の初値予想とBBスタンスについて

2023/03/08

IPO新規

t f B! P L

モンスターラボホールディングス(5255)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

モンスターラボホールディングス(5255)は、持株会社として当社グループの経営方針策定及び経営管理を行っています。当社グループは、当社、国内子会社5社、海外子会社23社で構成され、20の国と地域に展開しています。

当社グループは、メイン事業として主に大企業や自治体に対して、事業課題や新規事業のニーズに合わせてデジタルトランスフォーメーションを支援する「デジタルコンサルティング事業」を展開しております。また、「その他事業」として、RPA(ロボットによる業務自動化)ツール、音楽配信事業等のプロダクト事業を展開しております。デジタルコンサルティング事業はクライアント毎にカスタマイズされたサービスですが、市場の共通課題に対しては、「プロダクト事業」として複数のSaaS型サービスを提供しており、「その他事業」の大半を占めております。

[事業系統図]


初値予想

モンスターラボホールディングス(5255)の上場において、気になる点は下記になります。

  • テーマ的には、「DX に係るデジタルコンサルティング事業及びプロダクト事業等」で普通
  • 業績は、微妙
  • 当選本数は、微妙
第17期第3四半期連結累計期間、利益を確保していず(売上収益は前期比53.0%増の10,125,872千円(前年同期は6,617,856千円)と順調に伸ばすことができましたが、コロナ禍による年前半のEMEA地域での受注減および、採用コストやリストラコストの増加などにより営業損失は549,971千円(前年同期は544,709千円の損失)、また急激な円安の影響はありましたが税引前四半期損失は106,551千円(前年同期は485,112千円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は308,884千円(前年同期は559,384千円の損失))、当選本数が多めを考慮すると、公募割れの可能性があると判断します。

BBの参加スタンス

現時点でのBBスタンス;

  • 様子見で、『仮条件』で判断

【更新日:2023/3/9】

仮条件がでました。

想定価格:620円
仮条件 :660~720円

想定価格から見て、仮条件の価格が上振れなので、判定を変更「△→○」


独自評価

新規上場会社名モンスターラボホールディングス
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク)
初値期待度△→○
人気度
(事業内容:DX に係るデジタルコンサルティ
ング事業及びプロダクト事業等)
業績
評価項目:
 売上高(10% 以上):△
 経常利益(10% 以上):△
 当期純利益(10% 以上):△
 自己資本比率(40%以上):○
 自己資本利益率(10% 以上):△
当選枚数△:
 普通(~20,000本):○※
 多い(20,001本~):△
 ※売出株数の影響を考慮要


上場スケジュール

■JPX:新規上場会社情報より引用
市場区分グロース市場
事業の内容DX に係るデジタルコンサルティング事業及び
プロダクト事業等
業種別分類・コード
公募株数1,800,000株
売出株数2,400,000株
OA株数630,000株
当選本数(売買単位:100株)48,300本
仮条件決定日3/9
BB期間3/10~3/16
公開価格決定日(当選日)3/17
申込期間3/20~3/24
上場日3/28
主幹事証券大和証券
幹事証券アイザワ証券
SBI証券
楽天証券


事業規模

想定価格620円
上場時発行済み株式総数33,501,950株
想定時価総額207.7億円
吸収金額29.9億円
案件規模小型案件


企業業績



では、また!!



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のんびりとした資産運用が長い「令和のIPOおじさん」です。
「老後資金2000万円問題」を切っ掛けにIPOに本格参戦!!

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・新規上場会社のリスク分析(初値予測やBBなど)
・資産運用に関わる情報(節税、確定申告など)
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