日本ナレッジ(5252)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
日本ナレッジ(5252)は、主にソフトウエアシステムの検証サービス注１を提供する「検証事業」とシステム受託開発、業務系パッケージソフトウエアの開発・販売等を行う「開発事業」を主たる事業として展開しております。
設立当初は、業務系のパッケージ開発を主業務とし、「徹底した顧客志向の開発」というコンセプトのもと開発事業を進めてきましたが、2001年度より業務系の開発事業で培った経験とノウハウを活かし、ソフトウエアテストに関する専門的な知見と技術を提供する検証事業を立ち上げ、注力しております。
そして、さらなる市場の品質ニーズの高まりに応じて、ソフトウエア開発プロセス支援、品質改善コンサルタント、保守・運用支援など、テスト工程だけではなく開発プロセスやライフサイクル全体に対してのソリューションサービスも開始し、顧客企業における高品質なソフトウエア開発を総合的に支援しております。
［事業系統図]
初値予想
日本ナレッジ(5252)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「ソフトウェアのテスト・品質検証サービス、またシステム受託開発や業務系のパッケージソフトウェアの開発・販売」で普通
- 業績は、普通
- 当選本数は、普通
第38期第３四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益（売上高2,613,774千円、営業利益188,813千円、経常利益193,369千円、四半期純利益128,098千円）があり、IPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
ＢＢの参加スタンス
現時点でのBBスタンス；
独自評価
| 新規上場会社名 | 日本ナレッジ |
| 独自評価（◎大、○：普通、△：リスク） | |
| 初値期待度 | ○ |
| 人気度 | ○
（事業内容：ソフトウェアのテスト・品質検
証サービス、またシステム受託開発や業務系
のパッケージソフトウェアの開発・販売） |
| 業績 | ○
評価項目：
売上高（10% 以上）：○
経常利益（10% 以上）：△
当期純利益（10% 以上）：○
自己資本比率（40%以上）：△
自己資本利益率（10% 以上）：○ |
| 当選枚数 | ○：
普通（～20,000本）：○※
多い（20,001本～）：△
※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
| ■ＪＰＸ：新規上場会社情報より引用 | |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 事業の内容 | ソフトウェアのテスト・品質検証サービス、ま
たシステム受託開発や業務系のパッケージソフ
トウェアの開発・販売 |
| 業種別分類・コード | 情報・通信業・5252 |
| 公募株数 | 190,000株 |
| 売出株数 | 185,000株 |
| ＯＡ株数 | 56,200株 |
| 当選本数（売買単位：100株） | 4,312本 |
| 仮条件決定日 | 3/3 |
| ＢＢ期間 | 3/7～3/13 |
| 公開価格決定日（当選日） | 3/14 |
| 申込期間 | 3/15～3/20 |
| 上場日 | 3/23 |
| 主幹事証券 | ＳＢＩ証券 |
| 幹事証券 | 野村證券
岩井コスモ証券
極東証券
東洋証券
水戸証券 |
事業規模
| 想定価格 | 1,310円 |
| 上場時発行済み株式総数 | 1,376,000株 |
| 想定時価総額 | 18.0億円 |
| 吸収金額 | 5.6億円 |
| 案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また！！
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