INFORICH(9338)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
INFORICH(9338)は、当社及び連結子会社5社により構成され、「多様な可能性を見いだし、ボーダレスな価値を育み世界をつなぐ」をビジョンとし、日本発のグローバルシェアリンググループとなることを目指しております。
当社グループの事業はChargeSPOT事業の単一セグメントであることからセグメント別の記載はしておりませんが、当社グループが提供するサービスは、日本初の持ち運び可能なスマホ充電器のシェアリングサービスであるモバイルバッテリーシェアリングサービスと当該モバイルバッテリーのバッテリースタンドそのものをシェアリング媒体として広告サービスを提供するサイネージサービスの2つで構成されております。
モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」は、「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトに2018年4月から開始した、主にスマートフォン向けの充電器の貸出サービスであります。
当社グループでは各バッテリースタンドのサイネージ画面を広告枠として、広告主や設置先等に提供し、広告収入を得ております。配信内容は、全国規模のPRから近隣地区への告知まで、エリア、業種業態、ブランドやターゲットに合わせた自由なカスタマイズが可能となっており、設置施設毎に独自のサイネージ配信を行っております。
[事業系統図]
初値予想
INFORICH(9338)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」の運営「ChargeSPOT」に付随するサイネージ広告の販売及び運営」で普通
- 業績は、微妙
- 公開株数は、普通
第8期第3四半期連結累計期間、利益を確保していない(売上高は2,879,459千円となりました。一方、先行投資による費用の増加により、営業損失は1,250,878千円、経常損失は872,443千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は890,909千円)ことを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断と判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/12/3】
仮条件がでました。
想定価格:4,400円
仮条件 :4,400~4,600円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | INFORICH |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:モバイルバッテリーシェアリング サービス「ChargeSPOT」の運営「ChargeS POT」に付随するサイネージ広告の販売及び 運営) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | モバイルバッテリーシェアリングサービス 「ChargeSPOT」の運営「ChargeSPOT」に付 随するサイネージ広告の販売及び運営 |
業種別分類・コード | サービス業・9338 |
公募株数 | 56,100株 |
売出株数 | 0株 |
OA株数 | 8,400株 |
当選本数(売買単位:100株) | 645本 |
仮条件決定日 | 12/2 |
BB期間 | 12/5~12/9 |
公開価格決定日(当選日) | 12/12 |
申込期間 | 12/13~12/16 |
上場日 | 12/20 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券 楽天証券 岡三証券 丸三証券 ちばぎん証券 ひろぎん証券 |
事業規模
想定価格 | 4,400円 |
上場時発行済み株式総数 | 1,846,620株 |
想定時価総額 | 81.3億円 |
吸収金額 | 2.8億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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