AnyMind Group(5027)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
AnyMind Group(5027)は、インフルエンサーマーケティング等のマーケティングに加えて、EC及びD2C領域を中心にブランドの設計・企画から、生産管理、ECサイトの構築・運用、物流管理に至るまでのバリューチェーン全体を「ブランドコマース」と定義し、その各プロセスでサービスを提供しております。
インターネットメディアやモバイルアプリ運営事業者などのパブリッシャーやクリエイターを中心とする当社パートナーに対して、データ解析、収益化支援、ユーザーエンゲージメント向上支援を行っており、これらのパートナーの成長支援を行う一連のソリューションを「パートナーグロース」としております。具体的にはパブリッシャー向けにはパブリッシャーグロースプラットフォーム「AnyManager」、クリエイター向けにはクリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator」を提供しております。
[事業系統図]
(a) ブランドコマース領域:マーケティング
(b)ブランドコマース領域:D2C
(c)パートナーグロース領域
初値予想
AnyMind Group(5027)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「ブランド企業向けマーケティング支援、パブリッシャー及びクリエイター向け収益化支援、D2C 支援に関するプラットフォームとサービスの開発・提供」で普通
- 業績は、微妙
- 公開株数は、微妙
第4期第3四半期連結累計期間、利益を確保していない(売上収益は17,191,694千円(前第3四半期連結累計期間比129.5%)、営業損失は229,739千円(前第3四半期連結累計期間は195,381千円の営業損失)、税引前四半期利益は119,782千円(前第3四半期連結累計期間は639,416千円の税引前四半期損失)、四半期損失は130,695千円(前第3半期連結累計期間は833,124千円の四半期損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は123,609千円(前第3四半期連結累計期間は847,668千円の親会社の所有者に帰属する四半期損失))ことと、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断と判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/11/30】
仮条件がでました。
想定価格:970円
仮条件 :970~1,000円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | AnyMind Group |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:ブランド企業向けマーケティング 支援、パブリッシャー及びクリエイター向け収 益化支援、D2C 支援に関するプラットフォー ムとサービスの開発・提供) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | ブランド企業向けマーケティング支援、パブリ ッシャー及びクリエイター向け収益化支援、 D2C 支援に関するプラットフォームとサービ スの開発・提供 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・5027 |
公募株数 | 885,300株 |
売出株数 | 1,804,200株 |
OA株数 | 403,400株 |
当選本数(売買単位:100株) | 30,929本 |
仮条件決定日 | 11/29 |
BB期間 | 11/30~12/6 |
公開価格決定日(当選日) | 12/7 |
申込期間 | 12/8~12/13 |
上場日 | 12/15 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 松井証券 SMBC日興証券 岩井コスモ証券 岡三証券 |
事業規模
想定価格 | 970円 |
上場時発行済み株式総数 | 56,986,200株 |
想定時価総額 | 552.8億円 |
吸収金額 | 30.0億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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