サイフューズ(4892)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
サイフューズ(4892)は、2010年の創業以来、「革新的な三次元細胞積層技術の実用化を通じて医療の飛躍的な進歩に貢献する」という企業理念のもと、細胞のみから作製した立体的な組織・臓器を新しい「3D細胞製品」として、再生医療分野・創薬分野をはじめとする先端医療の現場へ新しい治療法の選択肢としてお届けすることで、社会に貢献することを目指す再生医療ベンチャーです。
当社は、3D細胞製品等の研究開発及び製造販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントでありますが、当社独自の基盤技術に基づいて進める再生医療等製品の開発を中心に、以下の3つの領域で事業を展開しております。
①再生医療領域において、再生医療等製品の承認取得へ向けたパイプライン開発及び研究用細胞製品の受託
②創薬支援領域において、製薬企業等を相手方とした創薬支援用のツールとしての細胞製品の開発
③デバイス領域において、基盤技術を搭載した三次元細胞積層システム機器(バイオ3Dプリンタ及び消耗品)等
の開発・販売及び細胞製品開発のための技術応用や新技術開発等
[事業系統図]
初値予想
サイフューズ(4892)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「バイオ3D プリンタを用いた、再生医療等製品の開発・製造・販売」で普通
- 業績は、微妙
- 公開株数は、普通
第13期第2四半期累計期間、利益を確保していない(売上高は332,504千円、営業損失96,974千円、経常損失76,127千円、四半期純損失114,938千円)ことを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断と判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/11/15】
仮条件がでました。
想定価格:1,745円
仮条件 :1,470~1,620円
想定価格から見て、仮条件の価格が下振れなので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | サイフューズ |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:バイオ3D プリンタを用いた、 再生医療等製品の開発・製造・販売) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | バイオ3D プリンタを用いた、再生医療等製品 の開発・製造・販売 |
業種別分類・コード | 医薬品・4892 |
公募株数 | 1,250,000株 |
売出株数 | 279,300株 |
OA株数 | 229,300株 |
当選本数(売買単位:100株) | 17,586本 |
仮条件決定日 | 11/11 |
BB期間 | 11/15~11/21 |
公開価格決定日(当選日) | 11/22 |
申込期間 | 11/24~11/29 |
上場日 | 12/1 |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 岡三証券 SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 楽天証券 アイザワ証券 東洋証券 松井証券 水戸証券 |
事業規模
想定価格 | 1,745円 |
上場時発行済み株式総数 | 7,168,000株 |
想定時価総額 | 125.1億円 |
吸収金額 | 30.7億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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