ソシオネクスト(6526)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ソシオネクスト(6526)は、ロジック半導体市場の中で、「ソリューションSoC」という新しくかつ独自のビジネスモデルのもとで顧客にカスタムSoCを開発・提供しているファブレスの半導体ベンダーです。SoCは、System on chipの略語で、装置やシステムの動作に必要な機能を1つのチップ(半導体)に実装したものです。当社グループは、このSoCのうち、特定の顧客固有に設計されるカスタムSoCを中心に事業を行っています。新しいサービス・製品の差別化のために独自の先端SoCを開発しようとする顧客のパートナーとして、また、IP、EDAツール、ソフトウエアからプロセス、アセンブリ、テストに至るまでの最新の技術を提供するサプライヤーと協働して、顧客更にはその先にいる世界中の人々に新しい価値を提供し、豊かな社会を実現することを目指しています。
当社グループは、従来、顧客から受領したSoCの仕様に基づき物理設計のみを担う従来型のASICや、分野・アプリケーションを限定して機能・目的を特化させた汎用的なASSPを中心に事業を展開しておりましたが、2019年3月期以降、従来型のASIC及びASSPに加え、自社製品における差別化を求める顧客に対して、顧客とともに仕様の策定や論理設計を行い、先端テクノロジを組み合わせて顧客にとって最適なSoCを提供するビジネスモデルへのシフトを進め、この「ソリューションSoC」を中心に事業を展開しております。
[事業系統図]
初値予想
ソシオネクスト(6526)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「ファブレス形態によるSoC(System on Chip)の設計・開発および販売」で普通
- 業績は、普通
- 公開株数は、微妙(多い)
第9期第1四半期連結累計期間、利益を確保している(売上高は39,934百万円、営業利益は5,594百万円、経常利益は6,644百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,058百万円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断と判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/9/26】
仮条件がでました。
想定価格:3,480円
仮条件 :3,480~3,650円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | ソシオネクスト |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:ファブレス形態によるSoC( System on Chip)の設計・開発および販売) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | プライム市場 |
事業の内容 | ファブレス形態によるSoC(System on Chip) の設計・開発および販売 |
業種別分類・コード | 電気機器・6526 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 11,816,200株 |
OA株数 | 1,772,400株 |
当選本数(売買単位:100株) | 135,886本 |
仮条件決定日 | 9/26 |
BB期間 | 9/27~9/30 |
公開価格決定日(当選日) | 10/3 |
申込期間 | 10/4~10/7 |
上場日 | 10/12 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 野村證券 大和証券 みずほ証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 |
事業規模
想定価格 | 3,480円 |
上場時発行済み株式総数 | 33,666,666株 |
想定時価総額 | 1,171.6億円 |
吸収金額 | 472.9億円 |
案件規模 | 中型案件 |
企業業績
では、また!!
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