FIXER(5129)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
FIXER(5129)は、クラウドネイティブなエンタープライズシステム構築に強みを持つ、Microsoft Azureに特化したクラウドインテグレータです。エンタープライズシステムの最大の特徴はデータの永続性が求められることにあり、具体的には信頼性・可用性・保守性・保全性・機密性といった要件の充足が求められます。クラウドインテグレータとはクラウドに特化して情報システムの設計・構築・運用等の全工程を一貫して請け負う事業を意味します
また、クラウドインテグレーションを起点に、マネージドサービスやSaaSのサービス展開も進めており、クラウドインテグレータにとらわれない、さらなる事業展開を企図しております。
[事業系統図]
初値予想
FIXER(5129)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「クラウド環境で動作するシステム開発、クラウド環境の設計や運用・保守、監視サービス等」で普通
- 業績は、普通
- 公開株数は、微妙(少し多い)
第13期第3四半期累計期間、利益を確保している(売上高6,771,527千円、営業利益は1,614,955千円、経常利益は1,612,683千円、四半期純利益は998,970千円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断と判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/9/15】
仮条件がでました。
想定価格:1,280円
仮条件 :1,280~1,340円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | FIXER |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:クラウド環境で動作するシステム 開発、クラウド環境の設計や運用・保守、監視 サービス等) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | グロース市場 |
事業の内容 | クラウド環境で動作するシステム開発、クラウ ド環境の設計や運用・保守、監視サービス等 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・5129 |
公募株数 | 600,000株 |
売出株数 | 1,400,000株 |
OA株数 | 300,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 23,000本 |
仮条件決定日 | 9/15 |
BB期間 | 9/16~9/26 |
公開価格決定日(当選日) | 9/27 |
申込期間 | 9/28~10/3 |
上場日 | 10/6 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 |
事業規模
想定価格 | 1,280円 |
上場時発行済み株式総数 | 14,263,200株 |
想定時価総額 | 182.6億円 |
吸収金額 | 29.4億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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