日本ビジネスシステムズ(5036)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
日本ビジネスシステムズ(5036)は、顧客のIT課題のみならずビジネス課題を解決するため、「優れたテクノロジーを、親しみやすく」を企業理念に掲げ、マイクロソフト社をはじめとしたクラウド企業や各種ハードウエアメーカー・ソフトウエアメーカーや各種研究機関・大学などと連携し、顧客のビジネス成果と研究活動を通じたサステナブルな社会の実現に向け、最新の技術と方法論を取り込みながら、最先端のクラウドサービス提供に注力しております。
当社は独立系クラウドインテグレーターとして、マイクロソフトクラウドサービスなどを活用し、顧客のパフォーマンスを最大化することが可能なコンサルティング及びITサービスを提供しております。
当社の事業は、IT領域において、DX(デジタルトランスフォーメーション)計画策定からクラウドによる効果の創出まで一貫してサービスを提供するモデルとなっており、計画策定からクラウド基盤設計・構築を行う「クラウドインテグレーション事業(CI)」、クラウド利活用のための運用支援を行う「クラウドサービス事業(CS)」、クラウドの運用及び利活用に必要なライセンスや関連製品を取り扱う「ライセンス&プロダクツ事業(L&P)」によって構成されております。クラウドサービス事業(CS)における継続契約型の保守運用売上と、ライセンス&プロダクツ事業(L&P)におけるクラウドライセンス売上は、定期的な契約更新により安定的な売上が見込めるストック収益型のビジネスモデルとなっております。
[事業系統図]
初値予想
日本ビジネスシステムズ(5036)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「マイクロソフト製品を中心とした、DX計画策定からクラウドによる効果創出までの一貫したITサービスの提供」で普通
- 業績は、普通
- 公開株数は、微妙(少し多い)
第32期第2四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益を確保している(売上高は37,831百万円、営業利益は2,558百万円、経常利益は2,570百万円、四半期純利益は1,526百万円)が、当選本数が多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断と判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/7/14】
仮条件がでました。
想定価格:1,420円
仮条件 :1,420~1,520円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | 日本ビジネスシステムズ |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:マイクロソフト製品を中心とし た、DX計画策定からクラウドによる効果創 出までの一貫したITサービスの提供) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | スタンダード市場 |
事業の内容 | マイクロソフト製品を中心とした、DX計画策 定からクラウドによる効果創出までの一貫した ITサービスの提供 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・5036 |
公募株数 | 2,438,000株 |
売出株数 | 0株 |
OA株数 | 365,700株 |
当選本数(売買単位:100株) | 28,037本 |
仮条件決定日 | 7/14 |
BB期間 | 7/15~7/22 |
公開価格決定日(当選日) | 7/25 |
申込期間 | 7/26~7/29 |
上場日 | 8/2 |
主幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 |
幹事証券 | 野村證券 SMBC日興証券 東海東京証券 ㈱SBI証券 岡三証券 岩井コスモ証券 東洋証券 むさし証券 |
事業規模
想定価格 | 1,420円 |
上場時発行済み株式総数 | 24,183,200株 |
想定時価総額 | 343.4億円 |
吸収金額 | 39.8億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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