ホームポジション(2999)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ホームポジション(2999)は、『「家がほしい」すべての人のために。』という企業理念の下、その土地に合わせたデザイン・設計・間取りの家づくりで、周辺相場等を意識した合理的な価格でありながら、品質・性能・居住性を追求した住み心地の良い一戸建て住宅の提供を行ってまいりました。2020年8月より、デザイン力の更なる向上を目的として社内勉強会を開始するとともに、2021年2月にはデザイン戦略室を新設するなどの取り組みにより、立地や間取りといったセールスポイントに加えて、コストを抑えることで周辺相場等を意識した合理的な価格帯を維持しつつ、デザイン性の高い分譲戸建住宅の提供を強化し差別化を図る戦略を展開しております。
用地の取得からプランニング・デザインといった商品企画は自社で手掛けております。建築については、全拠点において外部の協力業者に発注しており、価格、品質並びに施工に掛かる時間等を総合的に判断したうえで、適切な協力業者を選定しております。
販売活動については、折込チラシといったオフライン媒体や自社ホームページ、SNSツール、不動産ポータルサイト等のオンライン媒体を活用し積極的に物件情報の提供を行い、本店、各支店、支店のショールーム(名古屋支店)、現地見学会等における対面販売を行っております。またエリアや物件によっては販売実績のある適切な仲介事業者を経由した販売も行っております。
[事業系統図]
初値予想
ホームポジション(2999)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「戸建分譲事業」で普通
- 業績は、普通
- 公開株数は、微妙
第33期第2四半期累計期間、売上の伸びは見えないが、利益を確保している(売上高10,167,663千円、営業利益645,766千円、経常利益598,443千円、四半期純利益393,760千円)が、当選本数が少し多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/6/3】
仮条件がでました。
想定価格:500円
仮条件 :450~500円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△→△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | ホームポジション |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:戸建分譲事業) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | スタンダード市場 |
事業の内容 | 戸建分譲事業 |
業種別分類・コード | 不動産業・2999 |
公募株数 | 1,100,000株 |
売出株数 | 900,000株 |
OA株数 | 300,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 23,000本 |
仮条件決定日 | 6/3 |
BB期間 | 6/7~6/13 |
公開価格決定日(当選日) | 6/14 |
申込期間 | 6/15~6/20 |
上場日 | 6/23 |
主幹事証券 | いちよし証券 |
幹事証券 | 静銀ティーエム証券 極東証券 東洋証券 マネックス証券 水戸証券 あかつき証券 岩井コスモ証券 SBI証券 楽天証券 |
事業規模
想定価格 | 500円 |
上場時発行済み株式総数 | 5,690,000株 |
想定時価総額 | 28.5億円 |
吸収金額 | 11.5億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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