ヤマイチ・ユニハイムエステー(2984)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ヤマイチ・ユニハイムエステー(2984)は、当社及び連結子会社(株式会社ウェルネス・コート)の計2社で構成されており、不動産開発を通じて、土地の価値が最大限に発揮される可能性を追求する事業に取り組んでいます。特に地権者調整が複雑な素地(宅地開発が必要な農地等)からの開発プロジェクトの経験値と、自社において用地取得から宅地造成そして売却または長期保有までフルラインでカバーしている点をコア・コンピタンスと位置付けております。
当社グループの不動産開発は「土地を起点とした発想」でプロジェクトを構築し、中長期的なキャッシュ・フローが最大化する出口戦略に基づいて事業を推進するため、年度ごとに各セグメントの業績への寄与率が変動する特徴があります。
当社グループは、開発した不動産の用途と収益形態に応じて、①商業施設や共同住宅等の賃貸用不動産の保有により賃料収入を得る「不動産開発・賃貸事業」、②住宅用地や産業用地の分譲販売と戸建建築を行う「不動産開発・販売事業」、③マンションの企画開発及び分譲販売を行う「マンション事業」、④高齢者向けサービス事業等を行う「その他の事業」の4事業に区分して展開しております。
[事業系統図]
初値予想
ヤマイチ・ユニハイムエステー(2984)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「不動産の開発、売買、賃貸、管理及び仲介業」で微妙
- 業績は、普通
- 公開株数は、微妙
第33期第3四半期連結累計期間、売上の伸びは見えないが、利益を確保している(売上高11,770,939千円、営業利益2,328,018千円、経常利益2,096,159千円、親会社株主に帰属する四半期純利益1,261,029千円)が、テーマ的に微妙あり、当選本数が少し多めを考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2022/5/31】
仮条件がでました。
想定価格:950円
仮条件 :900~950円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△→△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | ヤマイチ・ユニハイムエステート |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | △ (事業内容:不動産の開発、売買、賃貸、管 理及び仲介業) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | スタンダード市場 |
事業の内容 | 不動産の開発、売買、賃貸、管理及び仲介業 |
業種別分類・コード | 不動産業・2984 |
公募株数 | 1,700,000株 |
売出株数 | 200,000株 |
OA株数 | 285,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 21,850本 |
仮条件決定日 | 5/31 |
BB期間 | 6/2~6/8 |
公開価格決定日(当選日) | 6/9 |
申込期間 | 6/10~6/15 |
上場日 | 6/20 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 大和証券 SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 あかつき証券 |
事業規模
想定価格 | 950円 |
上場時発行済み株式総数 | 7,026,000株 |
想定時価総額 | 66.7億円 |
吸収金額 | 20.8億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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