AnyMind Group(5027)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
AnyMind Group(5027)は、インフルエンサーマーケティング等のマーケティングに加えて、EC及びD2C領域を中心にブランドの設計・企画から、生産管理、ECサイトの構築・運用、物流管理に至るまでのバリューチェーン全体を「ブランドコマース」と定義し、その各プロセスでサービスを提供しております。
インターネットメディアやモバイルアプリ運営事業者などのパブリッシャーやクリエイターを中心とする当社パートナーに対して、データ解析、収益化支援、ユーザーエンゲージメント向上支援を行っており、これらのパートナーの成長支援を行う一連のソリューションを「パートナーグロース」としております。具体的にはパブリッシャー向けにはパブリッシャーグロースプラットフォーム「AnyManager」、クリエイター向けにはクリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator」を提供しております。
[事業系統図]
初値予想
AnyMind Group(5027)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「ブランド企業向けマーケティング支援、パブリッシャー及びクリエイター向け収益化支援、D2C 支援に関するプラットフォームとサービスの開発・提供」で普通
- 業績は、微妙
- 公開株数は、微妙(多い)
第3期第3四半期連結累計期間、利益が微妙なこと(売上収益は13,271,976千円(前第3四半期連結累計期間比176.5%)、営業損失は195,381千円(前第3四半期連結累計期間は682,494千円の営業損失)、税引前四半期損失は639,416千円(前第3四半期連結累計期間は80,790千円の税引前四半期損失)、四半期損失は833,124千円(前第3四半期連結累計期間は107,462千円の四半期損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は847,668千円(前第3四半期連結累計期間は118,180千円の親会社の所有者に帰属する四半期損失))と、公開株数が多いことと、ウクライナ問題における株価への影響を考慮すると、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
独自評価
新規上場会社名 | AnyMind Group |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:ブランド企業向けマーケティング 支援、パブリッシャー及びクリエイター向け収 益化支援、D2C 支援に関するプラットフォーム とサービスの開発・提供) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | ブランド企業向けマーケティング支援、パブリ ッシャー及びクリエイター向け収益化支援、D 2C 支援に関するプラットフォームとサービスの 開発・提供 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・5027 |
公募株数 | 3,868,100株 |
売出株数 | 3,678,400株 |
OA株数 | 1,131,900株 |
当選本数(売買単位:100株) | 86,784本 |
仮条件決定日 | 3/11 |
BB期間 | 3/14~3/18 |
公開価格決定日(当選日) | 3/22 |
申込期間 | 3/23~3/28 |
上場日 | 3/30 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 松井証券 SMBC日興証券 岩井コスモ証券 |
事業規模
想定価格 | 1,150円 |
上場時発行済み株式総数 | 55,436,900株 |
想定時価総額 | 637.5億円 |
吸収金額 | 99.8億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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