セキュア(4264)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
セキュア(4264)は、「SECURE AC(=Access Control:入退室管理システム)」「SECURE VS(=VideoSurveillance:監視カメラシステム)」「SECURE Analytics(画像解析サービス)」という3つのサービスを各社のニーズに合ったデバイスとソフトウェアを組み合わせてワンストップで提供することで中小企業から大企業まで幅広い顧客(2021年9月末時点で6,398社)へ販売しております。また入退室管理システムにおける顔認証システムや、監視カメラシステムの一部サービスにはAI(画像認識)の技術を使用しており、当社グループではデバイスとの組み合わせで最適なAIアルゴリズムを外部から調達しAIの実装を含めたシステム構築、導入・施工、アフターフォローまでの一気通貫したソリューションを提供しております。また当社グループでは、2010年にBtoB事業に転換した時からAI(画像認識)技術を監視カメラ等の物理セキュリティシステムに実装し最適化して提供する研究開発を行っており、システム構築の最適化と掛け合わされることでAI(画像認識)の運用効果を高め、より付加価値の高いサービスとして提供することが可能となっております。
[事業系統図]
初値予想
セキュア(4264)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「法人向け入退室管理及び監視カメラシステムの提供等」で普通
- 業績は、普通
- 公開株数は、普通
第20期第3四半期連結累計期間、売上の伸びは見えないが、利益を確保していること(売上高は2,505,079千円、売上総利益率39.4%、営業利益は135,401千円、経常利益は130,683千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は108,222千円)とIPO人気を考慮すれば、
公募割れの可能性が少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
独自評価
新規上場会社名 | セキュア |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○ |
人気度 | ○ (事業内容:法人向け入退室管理及び監視カメ ラシステムの提供等) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):△ |
当選枚数 | ○: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | 法人向け入退室管理及び監視カメラシステムの 提供等 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・4264 |
公募株数 | 449,000株 |
売出株数 | 220,000株 |
OA株数 | 100,300株 |
当選本数(売買単位:100株) | 7,693本 |
仮条件決定日 | 12/9 |
BB期間 | 12/10~12/16 |
公開価格決定日(当選日) | 12/17 |
申込期間 | 12/20~12/23 |
上場日 | 12/27 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | みずほ証券 SBI証券 楽天証券 いちよし証券 東海東京証券 |
事業規模
想定価格 | 870円 |
上場時発行済み株式総数 | 4,590,620株 |
想定時価総額 | 39.9億円 |
吸収金額 | 6.7億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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