リニューアブル・ジャパン(9522)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
リニューアブル・ジャパン(9522)は、「再生可能エネルギーのコングロマリット(注)」を目指し、太陽光発電所を中心とする再生可能エネルギー発電所の①開発、②EPC(設計/調達/建設)、③資金調達・案件売却、④アセットマネジメント(以下「AM」といいます。)、⑤オペレーション&メンテナンス(以下「O&M」といいます。)、⑥発電・電力小売までの再生可能エネルギーに関する事業全般を一気通貫で提供しております。
当社グループは、再生可能エネルギー発電所を開発し、当社(当社が匿名組合出資を行う合同会社等を含みます。)が保有し発電事業による売電収入を得るとともに、当社がメインスポンサー、東急不動産株式会社が共同スポンサーを務める上場インフラファンドである日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(証券コード:9283)(以下「上場インフラファンド」といいます。)や当社が投資家を募り組成する私募ファンド(以下「私募ファンド」といいます。)に売却し売却収入を獲得し、売却した再生可能エネルギー発電所に関し、上場インフラファンドや私募ファンドからAM業務及びO&M業務を受託する「循環型再投資モデル」を構築しています。
[事業系統図]
初値予想
リニューアブル・ジャパン(9522)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「再生可能エネルギー発電所開発・運営事業」で普通
- 業績は、普通
- 公開株数は、微妙(多い)
第11期第3四半期連結累計期間、利益を確保しているが、公募株数が多いことと同時上場株が多いこと(5社)から、
公募割れの可能性があると判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
【更新日:2021/12/6】
仮条件がでました。
想定価格:1,720円
仮条件 :1,720~1,800円
想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定も維持「△」。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | リニューアブル・ジャパン |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:再生可能エネルギー発電所開発・ 運営事業) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | 再生可能エネルギー発電所開発・運営事業 |
業種別分類・コード | 電気・ガス業・9522 |
公募株数 | 2,600,000株 |
売出株数 | 1,971,000株 |
OA株数 | 685,600株 |
当選本数(売買単位:100株) | 52,566本 |
仮条件決定日 | 12/6 |
BB期間 | 12/7~12/13 |
公開価格決定日(当選日) | 12/14 |
申込期間 | 12/15~12/20 |
上場日 | 12/22 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 岡三証券 |
事業規模
想定価格 | 1,720円 |
上場時発行済み株式総数 | 28,412,000株 |
想定時価総額 | 488.7億円 |
吸収金額 | 90.4億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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