【IPO新規】日本調理機(2961)の初値予想とBBスタンスについて

2021/10/19

IPO新規

t f B! P L

日本調理機(2961)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

日本調理機(2961)は、多数の人に継続的に食事を提供する集団給食施設等向けの厨房機器の開発・製造・販売・修理を行っております。当社の主力製品は、食器洗浄機、消毒保管機、回転釜、炊飯器、スチームコンベクションオーブン等であり、当社の中心的顧客は、教育としての学校給食、健康管理としての病院給食、福利厚生としての社員給食等、営利目的より社会貢献に重点を置く集団給食施設の運営者となっております。当社は社会生活に欠かせない「食」に対し、「安心・安全な製品およびサービス」を提供することにより、新たな社会の発展に貢献することを目指しております。

全国の集団給食施設を含む外食作業を取引対象とする業務用総合厨房機器メーカーとして、『安心、安全、こだわり』をモットーとし、製造面に関しては、厳格な品質管理体制のもと、栃木工場及びに大分工場の2工場体制で生産を行っております。販売面に関しては、当社の主たる販売先である学校・病院は、いずれも官公庁向けが主流であり、社員給食等は民間向けが主流となっておりますが、発注者が官公庁の場合や民間でも大型案件の場合は、入札形式となる場合があります。製品の製造販売のみならず、常にお客様の目線に立ち、設備・機械等のハード面から、動線・運用・アフターフォローといったソフト面を考慮した厨房システムの企画、開発、設計、生産から施工、アフターサービスに関する事業を行うことが特徴です。

[事業系統図]


初値予想

日本調理機(2961)の上場において、気になる点は下記になります。

  • テーマ的には、「厨房機器の開発・製造・販売等」で普通
  • 業績は、微妙
  • 公開株数は、普通
第83期第3四半期累計期間、利益の確保が微妙であることから、公募割れの可能性があると判断します。

BBの参加スタンス

現時点でのBBスタンス;

  • 様子見で、『仮条件』で判断

【更新日:2021/10/21】

仮条件がでました。

想定価格:2,710円
仮条件 :2,610~2,710円

想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定も維持「△」。

BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。

独自評価

新規上場会社名日本調理機
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク)
初値期待度
人気度
(事業内容:厨房機器の開発・製造・販売等)
業績
評価項目:
 売上高(10% 以上):△
 経常利益(10% 以上):△
 当期純利益(10% 以上):○
 自己資本比率(40%以上):○
 自己資本利益率(10% 以上):△
当選枚数○:
 普通(~20,000本):○※
 多い(20,001本~):△
 ※売出株数の影響を考慮要


上場スケジュール

■JPX:新規上場会社情報より引用
市場区分市場第二部
事業の内容厨房機器の開発・製造・販売等
業種別分類・コード金属製品・2961
公募株数145,000株
売出株数108,000株
OA株数37,900株
当選本数(売買単位:100株)2,909本
仮条件決定日10/20
BB期間10/22~10/28
公開価格決定日(当選日)10/29
申込期間11/1~11/5
上場日11/9
主幹事証券SBI証券
幹事証券大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
岡三証券
岩井コスモ証券
極東証券
アイザワ証券
エイチ・エス証券
光世証券
東洋証券
松井証券
水戸証券
むさし証券


事業規模

想定価格2,710円
上場時発行済み株式総数1,118,572株
想定時価総額30.3億円
吸収金額7.9億円
案件規模小型案件


企業業績



では、また!!


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のんびりとした資産運用が長い「令和のIPOおじさん」です。
「老後資金2000万円問題」を切っ掛けにIPOに本格参戦!!

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・新規上場会社のリスク分析(初値予測やBBなど)
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