Kaizen Platform (4170)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
Kaizen Platform (4170)は、「世界をKaizenする」をミッションに事業を行い、企業のDX推進を支援するプラットフォームとサービスを提供しております。具体的には、クライアントのサービスをわかりやすく、使いやすくすることで、KPIを改善するUXソリューションと、5G(第5世代移動通信システム)時代の動画制作プラットフォームを提供する動画ソリューションを主なサービスとして展開しております。さらに、これらの2つのソリューションを発展させて、クライアントのDXをトータルサポートする、DXソリューションを今年度より立ち上げ、その展開を本格化しております。
UXソリューションでは、クライアントのWebサイトのUI改善に関するコンサルティングを提供するだけでなく、分析やパーソナライズが容易に実装可能になるツール提供も行い、UXを向上させるための戦略立案から施策実施までに必要な機能をワンストップで総合的に提供しております。また、動画ソリューションでは、紙媒体やデジタル媒体問わず、既存の素材をもとに早くかつ高品質でリーズナブルな価格での動画の制作を行っております。
[事業系統図]
初値予想
Kaizen Platform (4170)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「Web サイトのUI/UX 改善サービスの提供及び広告/営業/販促動画制作支援により、企業の顧客体験のデジタルトランスフォーメーションを推進」で普通
- 業績は、微妙
- 公開株数は、微妙
2020年度当第3四半期累計期間の業績:新プロダクトの投入、ユーザーインターフェースの改善、顧客数増加に向けたマーケティングなどの先行投資で利益が出始めていますが、公開株数の多さを考慮すると、公募割れの可能性がります。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
- 様子見で、『仮条件』で判断
【更新日:2020/12/4】
仮条件がでました。
想定価格:1,100円
仮条件 :1,100~1,150円
想定価格から見ると、仮条件の価格は維持で、判定も維持。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | Kaizen Platform |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:Web サイトのUI/UX 改善サービ スの提供及び広告/営業/販促動画制作支援に より、企業の顧客体験のデジタルトランス フォーメーションを推進) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | Web サイトのUI/UX 改善サービスの提供及び 広告/営業/販促動画制作支援により、企業の 顧客体験のデジタルトランスフォーメーション を推進 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・4170 |
公募株数 | 1,550,000株 |
売出株数 | 3,459,300株 |
OA株数 | 751,300株 |
当選本数(売買単位:100株) | 57,606本 |
仮条件決定日 | 12/3 |
BB期間 | 12/7~12/11 |
公開価格決定日(当選日) | 12/14 |
申込期間 | 12/15~12/18 |
上場日 | 12/22 |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | クレディ・スイス証券 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 岡三証券 エイチ・エス証券 岩井コスモ証券 極東証券 |
事業規模
想定価格 | 1,100円 |
上場時発行済み株式総数 | 15,424,473株 |
想定時価総額 | 169.7億円 |
吸収金額 | 63.4億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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