ENECHANGE(4169)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ENECHANGE (4169)は、「Changing Energy for a Better World ~エネルギーの未来をつくる~」というミッションを掲げ、エネルギー革命の軸となる「エネルギーの4D」、すなわち自由化(Deregulation)、デジタル化(Digitalization)、脱炭素化(Decarbonization)、分散化(Decentralization)に資する分野を主な事業領域としております。これらの分野において、エネルギー分野特化型の「エネルギーテック」、すなわち発電や小売を直接行わず、エネルギーに関連するテクノロジーサービス提供を中立的に行う企業グループとして、エネルギーに関するデータの活用
促進を通じ、相互シナジーを活かした事業展開を行うことで、「エネルギーの4D」におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、「エネルギー分野におけるデータプラットフォーマー」というユニークなポジショニングで、エネルギーテック領域におけるカテゴリーリーダーとなることを目指しております。
当社グループは、(I)自由化領域において消費者向けに電力・ガス等の最適な選択をサポートするBtoC型ビジネスである「エネルギープラットフォーム事業」と、(II)デジタル化領域において電力・ガス会社向けにクラウド型DXサービスを提供するBtoB型ビジネスである「エネルギーデータ事業」を展開しております。
「エネルギープラットフォーム事業」においては、消費者向けの電力・ガス切替サービスを通じて、「エネルギーを選ぶを常識に」することを目指しており、主に「エネチェンジ」(家庭向け電力・ガス切替プラットフォーム)及び「エネチェンジBiz」(法人向け電力・ガス切替プラットフォーム)の2サービスを展開しております。
[事業系統図]
初値予想
ENECHANGE (4169)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「消費者向けの電力・ガス切り替えプラットフォーム「エネチェンジ」等の運営を行うエネルギープラットフォーム事業、エネルギー会社等向けのクラウド型DX サービス
「EMAP(デジタルマーケティング支援SaaS)」及び「SMAP(スマートメーター活用SaaS)
」等の提供を行うエネルギーデータ事業」で普通 - 業績は、微妙
- 公開株数は、普通
2020年度当第3四半期累計期間の業績:各種小売電気事業者との提携を進めつつ、ユーザビリティの向上を目的とした新機能の開発に注力して利益が出ていますが、特定の電力・ガス会社の撤退等に伴う切替先の電力・ガス会社を探すユーザーの増加により切替報酬が一時的に増加するといった外部環境の要因や、引越の繁忙期における切替報酬増加、または暖冬・冷夏等の特定の気象状況下における切替報酬減少等、季節要因の影響等の売上高の変動リスクを考慮すると、公募割れの可能性がります。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
- 様子見で、『仮条件』で判断
【更新日:2020/12/4】
仮条件がでました。
想定価格:520円
仮条件 :520~600円
想定価格から見ると、仮条件の価格は維持で、判定も維持。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | ENECHANGE |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:消費者向けの電力・ガス切り替え プラットフォーム「エネチェンジ」等の運営を 行うエネルギープラットフォーム事業、エネル ギー会社等向けのクラウド型DX サービス 「EMAP(デジタルマーケティング支援SaaS) 」及び「SMAP(スマートメーター活用SaaS) 」等の提供を行うエネルギーデータ事業) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):△ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | ○ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | 消費者向けの電力・ガス切り替えプラットフォ ーム「エネチェンジ」等の運営を行うエネルギ ープラットフォーム事業、エネルギー会社等向 けのクラウド型DX サービス「EMAP(デジタル マーケティング支援SaaS)」及び「SMAP(ス マートメーター活用SaaS)」等の提供を行うエ ネルギーデータ事業 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・4169 |
公募株数 | 50,000株 |
売出株数 | 330,000株 |
OA株数 | 57,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 4,370本 |
仮条件決定日 | 12/3 |
BB期間 | 12/7~12/11 |
公開価格決定日(当選日) | 12/14 |
申込期間 | 12/15~12/18 |
上場日 | 12/23 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 大和証券 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 いちよし証券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 松井証券 |
事業規模
想定価格 | 520円 |
上場時発行済み株式総数 | 5,750,000株 |
想定時価総額 | 29.9億円 |
吸収金額 | 2.3億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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