ローランド (7944)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ローランド (7944)は、当社、子会社29社及び関連会社1社で構成されており、電子楽器の開発、製造、販売を主たる事業とする、グローバルに幅広い製品群を提供する電子楽器専業メーカーです。
1972年の設立以来、エレクトロニクスの技術進歩にあわせ絶え間なく研究開発を行い、世界に先駆けた多くの技術や製品を生み出し、楽器市場へ新たな価値を提案することで、電子楽器の分野で世界的なブランドを確立してきました。現在では、電子ピアノ、電子ドラム、シンセサイザー、ギター関連機器等、様々な製品ラインを総合的にバランスよく展開しており、また「音」と「映像」の融合にもいち早く取り組み、映像関連機器の開発から販売までを事業として確立しています。海外展開については、創業当初の1970年代後半から販売会社の設立を積極的に行い、世界中のあらゆる地域において製品展開しており、当社グループの収益の85%は(2019年12月期現在、小数点第一位を四捨
五入)日本国外から得ています。
特に、近年では、成長著しい新興国市場に対して、現地の音楽文化や需要に即した製品投入を行っていくことで、販売拡大に注力しています。製造については、海外生産を基本として、製品特性に応じて自社工場と外部委託から最適な拠点を選択することで、柔軟な体制を築いています。
[事業系統図]
初値予想
ローランド (7944)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「電子楽器、電子機器およびそのソフトウェアの製造販売ならびに輸出入」と言うことで、普通
- 事業的には、微妙
- 公開株数は、非常に多い、また「Fast Fitness Japan(7092)、バルミューダ(6612)」と同時上場(3社)
業績が微妙なこと、公開株数のの多さと3社同時上場の影響を考慮すると、公募割れの可能性がります。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
- 様子見で、『仮条件』で判断
【更新日:2020/11/30】
仮条件がでました。
想定価格:3,260円
仮条件 :2,810~3,710円
想定価格から見ると、仮条件の価格は維持で、判定も維持。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | ローランド |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:電子楽器、電子機器およびその ソフトウェアの製造販売ならびに輸出入) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | 未定 |
事業の内容 | 電子楽器、電子機器およびそのソフトウェアの 製造販売ならびに輸出入 |
業種別分類・コード | その他製品・7944 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 5,562,300株 |
OA株数 | 585,500株 |
当選本数(売買単位:100株) | 61,478本 |
仮条件決定日 | 11/30 |
BB期間 | 12/1~12/7 |
公開価格決定日(当選日) | 12/8 |
申込期間 | 12/9~12/14 |
上場日 | 12/16 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | UBS証券 野村證券 松井証券 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 |
事業規模
想定価格 | 3,260円 |
上場時発行済み株式総数 | 27,343,830株 |
想定時価総額 | 891.4億円 |
吸収金額 | 200.4億円 |
案件規模 | 中型案件 |
企業業績
では、また!!
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