プレイド(4165)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
プレイド (4165)は、「データによって人の価値を最大化する」をミッションに掲げ、世の中に溢れるデータをあらゆる生活者にとって価値のあるものとして還元し、豊かな体験を流通させることを目的に、当社の提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」をウェブサイトやスマートフォンアプリを運営する事業者に向け、クラウド方式で提供しております。
「KARTE」は、事業者が運営するウェブサイトやスマートフォンアプリに組み込むことにより、事業者が「KARTE」上でそれらのウェブサイトやスマートフォンアプリを訪れるユーザーのウェブサイトやスマートフォンアプリでの行動のデータを収集・解析し、ユーザー単位でデータを整理・可視化し、それらに基づいてウェブサイトやスマートフォンアプリ、メールやLINE、チャットでのコミュニケーションをユーザー又はユーザーのセグメントそれぞれにパーソナライズするための、クラウド方式で提供されるSaaS(Software as a Service)です。
[事業系統図]
初値予想
プレイド (4165)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「クラウド型CX(顧客体験)プラットフォームの提供」と言うことで、普通
- 事業的には、微妙
- 公開株数は、非常に多い、また「オーケーエム(6229)、リベルタ(4935)、ビートレンド(4020)、かっこ(4166)」と同時上場(5社)
業績が微妙なこと、公開株数のの多さ(海外の公開株数を合わせると当選本数:150,550本)と5社同時上場の影響を考慮すると、公募割れの可能性がります。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
- 様子見で、『仮条件』で判断
【更新日:2020/11/30】
仮条件がでました。
想定価格:1,400円
仮条件 :1,400~1,600円
想定価格から見ると、仮条件の価格は維持で、判定も維持。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | プレイド |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:クラウド型CX(顧客体験)プラット フォーム「KARTE」の提供) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△ 当期純利益(10% 以上):△ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):- |
当選枚数 | △ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | クラウド型CX(顧客体験)プラットフォーム 「KARTE」の提供 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・4165 |
公募株数 | 608,800株 |
売出株数 | 4,697,200株 |
OA株数 | 716,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 60,220本 |
仮条件決定日 | 11/30 |
BB期間 | 12/1~12/4 |
公開価格決定日(当選日) | 12/7 |
申込期間 | 12/8~12/11 |
上場日 | 12/17 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | BofA 証券 野村證券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 クレディ・スイス証券 岩井コスモ証券 岡三証券 大和証券 東海東京証券 極東証券 丸三証券 |
事業規模
想定価格 | 1,400円 |
上場時発行済み株式総数 | 36,930,900株 |
想定時価総額 | 517.0億円 |
吸収金額 | 84.3億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!!
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