ティアンドエス(4055)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。
事業内容(概要)
ティアンドエス(4055)は、システム開発及びその関連サービスの単一セグメントですが、事業の構成を「相対的に安定したベースロード的な利益体質の事業基盤:ソリューションカテゴリー」と「半導体工場内システムの運用・保守を支援する安定分野:半導体カテゴリー」及び「高度なソフトウエア技術により新市場を創出する成長分野:先進技術ソリューションカテゴリー」の3つのカテゴリーによる構造としています。
主なカテゴリーは、下記になります・
- 【ソリューションカテゴリー】ソリューションカテゴリーは、大手企業顧客向けの請負(開発・運用保守)を中心としています。現在は、大手企業グループを中心に事業を展開しており、その経験と実績をもとに他の大手企業や中堅企業への事業開拓
- 【半導体カテゴリー】半導体カテゴリーは工場内システムの保守運用サービスやITヘルプデスク等工場のITインフラストラクチャー運用支援全般を担当
- 【先進技術ソリューションカテゴリー】先進技術ソリューションカテゴリーは、高度なソフトウエア開発力を武器に、急成長が見込まれる産業領域(AI、画像処理・認識・機械学習、ロボット、自動運転、ソフトウエア高速化等)にターゲットを置くもので、当社事業の急成長を狙う事業
[事業系統図]
初値予想
ティアンドエス(4055)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「ソフトウエア開発」で人気のあるAIを含み良い
- 業績は、普通
- 公開株数は、少なめ
コロナの影響が気になりますが、先週のIPO人気を考慮して、公募割れの可能性は少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
- 全力申込み
独自評価
新規上場会社名 | ティアンドエス |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○ |
人気度 | ○ (事業内容:ソフトウエア開発) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):△ 経常利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | ○ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | 大手企業及び半導体工場向けシステム開発・ 運用保守・インフラ構築、AI 関連の ソフトウエア開発 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・4055 |
公募株数 | 170,000株 |
売出株数 | 77,000株 |
OA株数 | 30,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 2,770本 |
仮条件決定日 | 7/17 |
BB期間 | 7/20~7/28 |
公開価格決定日(当選日) | 7/29 |
申込期間 | 7/30~8/4 |
上場日 | 8/7 |
主幹事証券 | いちよし証券 |
幹事証券 | 野村證券 SBI証券 極東証券 東洋証券 マネックス証券 岡三証券 楽天証券 |
事業規模
想定価格 | 2,650円 |
上場時発行済み株式総数 | 1,750,700株 |
想定時価総額 | 46.4億円 |
吸収金額 | 7.3億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
IPO(新規公開株)の2020年のスケジュール、状況と結果が分かるように、IPOスケジュールにまとめました。
では、また!!
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