【更新日:2020/03/18】上場中止。
アルマード (4932)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて説明します。
事業内容
アルマード (4932)は、先進諸国で深刻な社会問題となる高齢化社会到来に対して、『卵殻膜』という素材の持つ美容・健康効果を科学的に解明しながら、卵殻膜商材をより安心・安全・低価格にて市場に供給することで、アンチエイジングの側面から社会貢献を果たすべく事業を展開しています。
主な販売チャネルは下記になります。
- 【TVショッピング販売】当社が企画・開発した卵殻膜食品及び卵殻膜化粧品について、TV放送を通じて視聴者に紹介し、株式会社QVCジャパン(以下「QVC」)がお客様より受注した
数量を当社からQVCに納品し、QVCがお客様へ出荷するという販売 - 【外部間接販売】OEM製品は、取引先の製品ブランドとして消費者に販売、ドラッグストアを中心とした量販店、理美容室及び他社通信販売業者等に卸売販売
- 【自社直接販売】自社ECサイト、他社ECサイト等を通じて、当社が最終消費者から直接注文を受け、製品を配送する販売
[事業系統図]
初値予想
アルマード (4932)の上場における初値予想について下記します。
- テーマ的には、化粧品・健康食品の販売と言うことで、人気は微妙
- 事業的には、経常利益が減少しているが、問題なし
- 公開株数は多い。
- 公募株数に比べ、売出株数が非常に多いので、IPO投資家向けと言うよりは、既存株主の利益確定?
上記ことを考慮すると、公募割れの可能性ありと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンス;
- 様子見で、『仮条件』で判断
独自評価
新規上場会社名 | アルマード |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:化粧品・健康食品の販売) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 経常利益(10% 以上):△(-18.8%) 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):○ 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | 卵殻膜原料を活用した化粧品・健康食品の販売 |
業種別分類・コード | 化学・4932 |
公募株数 | 50,000株 |
売出株数 | 5,350,000株 |
OA株数 | 810,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 62,100本 |
仮条件決定日 | 3/28 |
BB期間 | 3/23~3/27 |
公開価格決定日(当選日) | 3/30 |
申込期間 | 3/31~4/3 |
上場日 | 4/8 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 岡三証券 いちよし証券 エース証券 東海東京証券 追)岡三オンライン証券 |
事業規模
想定価格 | 1,620円 |
上場時発行済み株式総数 | 12,000,000株 |
想定時価総額 | 194.4億円 |
吸収金額 | 100.6億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
第19期事業年度
当事業年度においては、T V通販部門の売上が堅調に推移したことに加え、直販部門の売上が前年同期比339.4%、外販部門におけるOEM販売の売上が前年同期比149.8%に増加するなど、増収を達成することができました。一方で直販部門における新規顧客の獲得増加に向けた広告宣伝費の先行投資を実施した結果、営業利益及び経常利益については減少する結果になりました。
では、また!
0 件のコメント:
コメントを投稿