今回は、引き続きIPOの取扱数の多い五大証券のみずほ証券について調べてみました。
参考)五大証券とは;
- 野村證券
- 大和証券
- SMBC日興証券
- みずほ証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
1.特徴
みずほ証券の主な特徴は下記になります。
- 五大証券の1つである
- IPO引受数3位(2019年の引受数:54社/86社中)
- IPO主幹事引受数4位(2019年の主幹事引受数:13社)
- IPO抽選は平等抽選
- 口座数が多い(2019年:約170万口座)
次に抽選について説明します。
2.抽選について
みずほ証券の抽選は、下記1段階方式になっています。
残念ながら、2段階方式ではありません。
- IPO抽選(平等抽選)
IPO抽選(平等抽選)
みずほ証券のIPO抽選は、平等抽選です。
平等抽選は、1口座に1口の抽選件が与えられます。
抽選は銘柄ごとに、厳正かつ公平に機械的な方法(乱数を付して自動抽選)により行います。
すなわち、申込株数が多い少ないに関係なく、当選確率が平等です。
申込時、買付余力の確認がありますので、事前に入金が必要になります。
抽選の割合について、少し調べてみました。
日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」のみずほ証券のデータから、新規公開株の個人のお客様への配分は約10%でした。(残りは店頭窓口です。)
みずほ証券の「募集等に係る株券等のお客さまへの配分に関する基本方針」によると次のように規定されています。
- 当社が配分する数量のうち、個人のお客さまへの配分予定数量の10%以上を当該抽選に付すことといたします。
項目 | 抽選の割合 | 備考 |
新規公開株の個人のお客様への配分 | 約10%以上 | 例)セルソース: 引受単元数:3,592 IPO抽選単元数:390(10.8%) |
その他(抽選によらない配分) | 約90% | 店頭窓口 |
わたしは、本格的にIPOを始めて半年ですが、残念ながら、みずほ証券から当選の栄誉を獲得していません。(T-T)
3.手数料について
みずほ証券の手数料は下記になります。
約定金額(通常プラン) | インターネット取引 (税込) |
~100万円 | 約定代金×0.34650% ※301,904円以下の約定代金 最低手数料 1,045円 |
100万円~300万円 | 約定代金×0.26400%+825円 |
300万円~500万円 | 約定代金×0.24750%+1,320円 |
500万円~1,000万円 | 約定代金×0.20790%+3,300円 |
1,000万円~3,000万円 | 約定代金×0.16830%+7,260円 |
3,000万円~5,000万円 | 約定代金×0.07590%+34,980円 |
5,000万円~1億円 | 約定代金×0.00330%+71,280円 |
1億円~5億円 | 一律 84,480円 |
5億円~10億円 | 一律 94,380円 |
約定金額(1日定額プラン) | 取引(税込) |
~100万円 | 3,850円 |
100万円~200万円 | 6,600円 |
200万円~300万円 | 9,350円 |
300万円~500万円 | 12,100円 |
500万円~1,000万円 | 15,400円 |
1,000万円~5,000万円 | 1,000万円超1,500万円以下は17,600円 以降500万円ごとに2,200円加算 |
5,000万円~1億円 | 5,000万円超6,000万円以下は36,300円 以降1,000万円ごとに3,300円加算 |
1億円~5億円 | 53,350円 |
5億円~ | 5億円超10億円以下は57,200円 以降5億円ごとに3,850円加算 |
みずほ証券は、IPO主幹事引受数4位で引受株数が多いので、IPO投資には重要な口座だと思います。
では、また!
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