ビザスク(4490)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて、述べたいと思います。
事業内容
ビザスク(4490)は、従来は暗黙知とされ、共有が難しかったひとりひとりの貴重なビジネス知見をデータベース化し、テクノロジーの力と高度なオペレーション・ノウハウを組み合わせることで、各業界・業務の実務経験を有し、現役世代からフリーランス・企業OB等多様なバックグラウンドを持つアドバイザーを顧客にマッチングする、ナレッジシェアのプラットフォーム(知見プラットフォーム)を提供しています。
主なサービスは下記になります。
- 【ビザスクinterview】顧客のニーズに応じて、ビジネス知見を有するアドバイザーと顧客をマッチングし、1時間単位の電話や対面でのインタビューを設営するサービス
- 【ビザスクexpert survey】インタビュー形式ではなくオンライン・アンケート形式で、多数のアドバイザーの知見を一度に収集することをサポートするサービス
- 【ビザスク業務委託】1時間単位のインタビューではなく、より長期的にアドバイザーが知見を提供する、業務委託形式のマッチング・サービス
- 【ビザスクproject】顧客企業の新規事業社内提案制度において、当社のデータベースに登録するアドバイザーへのスポットコンサルやサーベイ「ビザスクexpert survey」をプロジェクトに組みこむことで、プロジェクト型で総合支援を行うサービス
[事業系統図]
初値予想
ビザスク(4490)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「ビジネス知見を有するアドバイザーと顧客をマッチングを提供するコンサルタント」サービスで、人気はありそうです
- 業績としては、黒字化し、大きな問題は少ない
- 公募株数に比べ売出株数が多いので、人気が微妙
- 当選本数(32,696本)が多いため、初値上昇は期待できない
上記ことを考慮すると、公募割れの可能性は少ないと判断します。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンスは、下記になります。
- 全力申込み
ただし、仮条件の様子を見てます。
【2020/02/20】
仮条件がでました。
想定価格:2,100円より大幅に下振れし、仮条件:1,300~1,500円。
公募割れの可能性ありと判断し、
BBスタンスを「全力申込み」から「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」に変更します。
独自評価
会社名 | ビザスク |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | ○→△ |
人気度 | ○ (事業内容:コンサルティング等) |
業績 | ○ 評価項目: 売上高(10% 以上):○ 営業利益(10% 以上):○ 当期純利益(10% 以上):○ 自己資本比率(40%以上):△(9.6) 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | マザーズ |
事業の内容 | ビジネス分野に特化したナレッジシェアリングプラット フォームの運営 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・4490 |
公募株数 | 500,000 |
売出株数 | 2,343,200 |
OA株数 | 426,400 |
当選本数(売買単位:100株) | 32,696本 |
想定価格 | 2,100円 |
仮条件決定日 | 2020 年 2 月 19 日 |
BB期間 | 2020 年 2 月 20 日から 2 月 27 日まで |
公開価格決定日(当選日) | 2020 年 2 月 28 日 |
申込期間 | 2020 年 3 月 2 日から 3 月 5 日まで |
上場日 | 2020 年 3 月 10 日 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 大和証券 SMBC日興証券 野村證券 東海東京証券 SBI証券 マネックス証券 |
事業規模
想定価格 | 2,100円 |
上場時発行済み株式総数 | 8,185,000株 |
想定時価総額 | 171.9億円 |
吸収金額 | 68.7億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!
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