【更新日:2020/03/18】上場中止
バリオセキュア (4494)の新規上場が決まりました。
わたしの初値予想とBBスタンスについて、述べたいと思います。
事業内容
バリオセキュア (4494)は、インターネットに関するセキュリティサービスを提供する企業として、インターネットからの攻撃や内部ネットワークへの侵入行為、またウィルスの感染やデータの盗用といった各種の脅威から企業のネットワークを守り、安全にインターネットを利用することができるようにする総合的なネットワークセキュリティサービスを提供しています。
主なサービスは下記になります。
- 【マネージドセキュリティサービス】VSRを利用した統合型インターネットセキュリティサービスとデータのバックアップサービス(VDaP)
- 【インテグレーションサービス】中小企業向け統合セキュリティ機器(UTM)であるVCR(Vario Communicate Router)の販売とネットワーク機器の調達や構築を行うネットワークインテグレーションサービス
[事業系統図]
初値予想
バリオセキュア (4494)の上場において、気になる点は下記になります。
- テーマ的には、「インターネットセキュリティサービス」で人気は有りそう
- 業績の伸びは、あまり期待できない
- 公募株数:0株、売出株数:3,128,400株、IPO投資家向けと言うよりは、既存株主の利益確定?
- 当選本数(31,284本)が多いため、初値上昇は期待できない
- 「ニッソウ」、「NexTone」と同時上場(三社)
上記ことを考慮すると、公募割れの可能性がります。
BBの参加スタンス
現時点でのBBスタンスは、下記になります。
- 様子見で、『仮条件』で判断
【更新日:2020/03/09】
仮条件がでました。
想定価格:2,080円
仮条件 :1,600~1,700円
想定価格から見ると、仮条件の価格は大幅な下振れで、判定を維持。
BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。
独自評価
新規上場会社名 | バリオセキュア |
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク) | |
初値期待度 | △ |
人気度 | ○ (事業内容:インターネットセキュリティサービス事業) |
業績 | △ 評価項目: 売上高(10% 以上):△(3.3%) 経常利益(10% 以上):△(-12.6%) 当期純利益(10% 以上):△(-14.6%) 自己資本比率(40%以上):△(38.85%) 自己資本利益率(10% 以上):○ |
当選枚数 | △ 基準: 普通(~20,000本):○※ 多い(20,001本~):△ ※売出株数の影響を考慮要 |
上場スケジュール
■JPX:新規上場会社情報より引用 | |
市場区分 | 東証2部 |
事業の内容 | ネットワークセキュリティ機器と独自監視 システムによる運用、監視、サポートサービス の提供。ネットワークセキュリティ機器販売、 ならびにネットワーク機器の調達、構築による インテグレーションサービスの提供 |
業種別分類・コード | 情報・通信業・4494 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 2,720,400株 |
OA株数 | 408,000株 |
当選本数(売買単位:100株) | 31,284本 |
仮条件決定日 | 3/9 |
BB期間 | 3/11~3/17 |
公開価格決定日(当選日) | 3/18 |
申込期間 | 3/19~3/25 |
上場日 | 3/30 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 大和証券 いちよし証券 みずほ証券 岡三証券 岩井コスモ証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 追)岡三オンライン証券 |
事業規模
想定価格 | 2,080円 |
上場時発行済み株式総数 | 3,726,600株 |
想定時価総額 | 77.5億円 |
吸収金額 | 65.1億円 |
案件規模 | 小型案件 |
企業業績
では、また!
0 件のコメント:
コメントを投稿