今回も、引き続きIPOの取扱数の多い五大証券の三菱UFJモルガン・スタンレー証券について調べてみました。
参考)五大証券とは;
- 野村證券
- 大和証券
- SMBC日興証券
- みずほ証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
1.特徴
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の主な特徴は下記になります。
- 五大証券の1つである
- IPO引受数(2019年の引受数:26社/86社中)
- IPO主幹事引受数(2019年の主幹事引受数:5社)
- IPO抽選は平等抽選
- 口座数(約130万口座:五大証券では5位)
次に抽選について説明します。
2.抽選について
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の抽選は、下記1段階方式になっています。
- IPO抽選(平等抽選)
IPO抽選(平等抽選)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO抽選は、平等抽選です。
平等抽選は、1口座に1口の抽選件が与えられます。
すなわち、申込株数が多い少ないに関係なく、当選確率が平等です。
抽選の割合について、少し調べてみました。
日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」の三菱UFJモルガン・スタンレー証券のデータから、新規公開株の個人のお客様への配分は約10%でした。(残りは店頭窓口です。)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「募集等に係る株券等のお客さまへの配分に関する基本方針」によると次のように規定されています。
- 当該抽選により配分する数量は、弊社配分予定数量から機関投資家への配分数量を差し引いた数量の10%以上といたします。
3.手数料について
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の手数料は下記になります。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPO主幹事引証券会社であり、引受株数が多いので、IPO投資には重要な口座だと思います。
ただし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券への入金に問題があります。
振込手数料無料は、入金(カンタン振替)の三菱UFJ銀行のみで、他店からは振込手数料が発生します。
わたしの場合は、SBI証券に連携している住信SBIネット銀行のランクサービス(預入金額でランクが設定)を使って、手数料無料で振込をしています。
三菱UFJ銀行の系列であることは分かるのですが、もう少しIPO投資家にやさしくしてくれると良いと思います。
では、また!
0 件のコメント:
コメントを投稿